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競輪で使用される自転車には公平性と安全性を保つためにNJS規格が設けられており、ハンドルだけでも幅、クランプの直径、ステム角などが規格をクリアしていなければなりません。
自転車部品を開発、販売しているNITTO(日東)は、日本で初めて競輪競技に使用できる認定商品を発売した会社であり、規定を満たすハンドルの製造も行っています。
この記事では、
- 競輪用ハンドルのNJS適合認定品とは?
- 競輪用ハンドルメーカーのNITTO(日東)を紹介!
- 競輪のハンドル投げとは?
についてご紹介します。
基準をクリアしたパーツをNJS適合商品と言い、ハンドル投げとはゴール直前で腕を伸ばし、少しでも早くゴールへ到達させる技術です。
1.競輪用ハンドルのNJS適合認定品とは?
競輪用ハンドルのNJS適合認定品とは以下の通りです。
- NJS適合認定品
- 競輪用ハンドル幅
- 競輪用ハンドル径
- 競輪用ステム角
・NJS適合認定品について
NJS適合認定品とは、NJS、日本自転車振興会のことで、競輪ではNJS(日本自転車振興会)が定める基準を満たしたパーツのみの使用が認められています。
基準は公平性だけでなく、選手の安全性も重視されて決定されていることから、競輪競技では絶対に守らなければいけないルールです。
認定を受けているパーツは、プロも使用する高品質なものとなっています。
・競輪用ハンドル幅
ハンドルの幅は特に規定されていないものの、自転車規定にて自転車の横幅は500mm以下と規定されています。
力の伝わり方を左右するハンドルは自身の肩幅に合わせた長さが良いとされていましたが、2020年ごろより狭い場所に入れるという理由から、幅が狭いものを使用している選手が増加傾向にあります。
混戦になると選手同士の接触に気を使わなければなりませんが、2020年ごろに行われたレースでは370mm幅が主流でした。
・競輪用ハンドル径
手で握る部分であるハンドル経は主に、22.2mm、25.4mm、26.0mm、31.8mm、35.0mmの5種類があります。
細めのものを購入して、テーピングなどで自分が持ちやすいものにカスタマイズする選手も多いですが、その際は必ず自転車規定内に収まるようにします。
また、ハンドル経が基準を満たしていても、ハンドルを設置する角度や高さには別の基準があるところは注意です。
・競輪用ステム角
競輪用ステム角はハンドルを固定する部品のことで様々な角度がありますが、競輪競技ではハンドルの角度やハンドルがサドルより低くないといけない、などといった基準があります。
NJS適合認定品であれば基準を満たしている商品が多いものの、取り付ける角度や方法によっては基準から外れてしまうことがあるので注意が必要です。
2.競輪用ハンドルメーカーのNITTO(日東)を紹介!
競輪用ハンドルメーカーのNITTO(日東)を次の通りご紹介します。
- NITTOとは?
- NITTOハンドルのおすすめは?
- NITTOのb123とb125違いは?
・NITTOとは?
NITTOとは1923年に東京で創業された、金属部品の加工などを得意とする老舗メーカーです。
NJS適合認定品を日本で初めて受けた会社となっており、作り出される高品質な部品は多くの競輪競技やトラック競技に使用されています。
競技用自転車以外にも、ツーリングバイクやシティバイクなど、幅広い商品を開発しています。
・NITTOハンドルのおすすめは?
高品質なNITTO商品はどれも人気が高く、中でもシンプルなアルミ製のハンドルバーは常に高い人気を誇る商品です。
アルミ製ハンドルバーといっても形や幅といったバリエーションは豊富で、自分に合うカスタマイズを行い、オリジナルのハンドルにすることもできます。
人気商品ということもあり、ネット上にはカスタマイズを紹介した情報もたくさん掲載されています。
・NITTOのb123とb125違いは?
NITTOのB123とB125の主な違いは、幅、ドロップ、リーチ、重量の4点です。
特に競輪競技では重量の違いは大きくB123は770g~760g、B125は660g~700gと、かなりの差ができています。
他にもドロップがB123は170、B125は152、リーチがB123は108、B125は92と、形状が細かなところで異なっています。
3.競輪のハンドル投げとは?
競輪選手がゴール直前、腕を前に伸ばして少しでも早くゴールを切れるようにすることを、ハンドル投げと言います。
ただ、ハンドル投げをすることによって実際にタイムが短くなるのかという効果は微妙なものとされています。
ハンドル投げを行う理由は、かっこいいから、ガッツポーズ代わりという意見もあります。
4.競輪用ハンドルのNJS適合認定品とは?ハンドル幅やNITTO(日東)、ハンドル投げについても紹介!まとめ
競輪用ハンドルのNJS適合認定品とはどんなものであるか、ハンドル幅やNITTO(日東)、ハンドル投げについてご紹介しました。
- 競輪用ハンドルのNJS適合認定品とは、安全性や公平性などの基準を満たしているもの。
- 競輪用ハンドルメーカーのNITTO(日東)をご紹介し、おすすめハンドルやB123とB125の違いを解説。
- 競輪のハンドル投げとは、ゴール直前に腕を伸ばすこと。
NITTOを筆頭としたメーカーが製造するNJS適合認定を受けたハンドルは、競技のルールだけでなく、安全性もクリアした商品だと言えます。
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