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カジノをはじめとしたギャンブルでの賭け方として、マーチンゲール法という有名なものがあります。
それをより荒くすることで、マーチンゲール法よりも大きな勝負をすることができるものとして、グランマーチンゲール法というものがあります。
どのようなやり方なのか、マーチンゲール法との違いはどこにあるのか、みていきましょう。
最後には、競輪に応用できるのか、という部分についても検討していきます。
目次
１．グランマーチンゲール法のやり方とは｜より波の荒いマーチンゲール法
基本的な部分はマーチンゲール法と同じで、負ける度に賭け額を２倍にしていき、１度勝つまで倍々に増やしていくという方法です。
１ドルで賭け始めた場合、負けたら次は２ドルで賭け、それでも負けたら次は４ドル、８ドルというように賭け額を増やしていくということです。
バカラやブラックジャック、ルーレットの２択で賭けられる部分など、勝率50％で配当2倍になっているものと相性がよいとされています。
そしてこのマーチンゲール法をより荒くしたグランマーチンゲール法では、負けたときに次の賭け額を2倍に増やすところ、2倍＋1単位にするという方法をとります。
1単位を1ドルと設定した場合には、最初に1ドルを賭けて負けた場合、次には2倍＋1単位なので3ドルを、そこでも負けたら7ドルを、と賭けるということです。
マーチンゲール法よりも増え方が激しいので、よりデカい勝負をすることができますね。
２．どんなメリットがある？グランマーチンゲール法の利点
マーチンゲール法をより荒くした仕様のグランマーチンゲール法ですが、どのようなメリットがあるのでしょうか。
マーチンゲール法にもあるもの、マーチンゲール法には無いもの、様々な視点で見ていきましょう。
「マーチンゲール法と同じく、やり方を覚えやすい」
負けたら2倍に1単位を足したものを賭ける、ということを繰り返すだけなので、やり方がとても簡単。
やり方の簡単さとメモを取る必要がないことで、手軽さが特徴になっています。
こうした法則に則った賭け方に関して「初心者だ」という方でも、すぐに実践できますね。
「一回勝てばそれまでの負けを帳消しできる」
こちらはマーチンゲール法と同じく、どこまで連敗が続いても、一度勝てばそれまでの損失をすべて回収できるというのが、大きなメリットです。
そこにより大きな利益を求めることができるのが、グランマーチンゲール法のメリットなのです。
「マーチンゲール法よりも大きな勝負ができる」
マーチンゲール法というのは、大きな利益を生む賭け方というより、負けた分を回収するという意味が強くあります。
しかし、グランマーチンゲール法にすることで、プラスしている1単位による余分な利益が生まれるため、マーチンゲール法よりも多くの利益を望めます。
「マーチンゲール法よりもハラハラできる」
その都度、1単位ずつ上乗せして賭けていくので、マーチンゲール法よりも賭け額の増え方が早く、その分ハラハラした展開を味わえます。
よりギャンブル性の高い展開を求めている方は、マーチンゲール法よりもグランマーチンゲール法のほうがオススメです。
３．でもデメリットにも注意？グランマーチンゲール法のデメリットとは
マーチンゲール法と同じものだけでなく、グランマーチンゲール法にしたことによって生じたデメリットもあります。
デメリットもよく理解しておくことで、上手な活用の方法を模索していきましょう。
「賭け額の跳ね上がり方が半端じゃない」
マーチンゲール法でさえ賭け額の上がり方は速いですが、グランマーチンゲール法にすることで、より上がり方が速くなります。
賭け額を2倍にするだけでなく1単位を足すので、どんどん跳ね上がっていきます。
資金に余裕があり、連敗が続いても耐えられるという時にだけ、実践するようにしましょう。
「背負うリスクの割に、勝ったときの利益が少ない」
試しに、６連敗後の７回目で勝利した場合の利益を表にまとめてみましょう。
スタートを1ドル、1単位を1ドルとして、計算してみましょう。
| 1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 | 6回目 | 7回目 | |
| 賭け額 | 1ドル | 3ドル | 7ドル | 15ドル | 31ドル | 63ドル | 127ドル |
| 累計 | 1ドル | 4ドル | 11ドル | 26ドル | 57ドル | 120ドル | 247ドル |
7回目に勝利した場合、127ドルの2倍で254ドルの払い戻しがあるため、それまでの累計賭け額である247ドルと差し引きすると、7ドルの利益が出ていることが分かります。
確かに利益は出ているのですが、およそ250ドルものリスクを背負いながら7ドルの利益というのは、リスクとリターンの割が合わないとも言えるでしょう。
「テーブルリミットに到達してしまう可能性がある」
カジノでグランマーチンゲール法を使う場合、テーブルリミットに到達してしまう可能性があるので注意しましょう。
もしリミットに到達してしまえば、いくら資金があっても時間があっても、それ以上に継続させることができず、その時点で負けが確定してしまいます。
テーブルリミットが少しでも高いテーブルを選んで座るようにしましょう。
４．グランマーチンゲール法は競輪にも応用できる？検討してみた
このグランマーチンゲール法という賭け方、カジノだけでなく競輪に応用することができないか、検討していきます。
公営ギャンブル全般に利用できる考え方でもあるので、ぜひチェックしておいてくださいね！
「検討① 配当は2倍あれば十分なので、人気が高いものや無難な買い方でＯＫ」
本来のグランマーチンゲール法は、勝率50％で配当2倍のものに賭けるのが基本です。
競輪の場合、配当が2倍だからといって勝率が50％だというわけではありませんが、オッズの高いものに賭ける必要は無いので、人気の高いものや無難なものに賭けるようにしましょう。
「検討② オッズの高さは求めないので、賭け式は2車単や2車複でＯＫ」
配当は2倍あれば十分なわけですから、オッズの高さを眼中に入れる必要はありません。
よって、賭け式は2車単や2車複でＯＫ。
特に2車複は的中パターンが複数になるので、今回のようなケースではオススメです。
「検討③ いかに鉄板レースを選べるかが大事」
オッズが2倍でも、勝率が50％であるとは限りません。
そのため、いかに鉄板レースを選んで賭けることができるかというのが、とても重要なポイントになります。
とはいえ、鉄板レースを選んで賭けるようにすると、1日で勝負できる回数が限られてしまうので、そのあたりの効率の悪さは覚悟しておかなければなりません。
５．グランマーチンゲール法は競輪にも応用できるか検討してみた｜まとめ
通常のマーチンゲール法よりも荒く、より利益が出ることを求めた賭け方として、グランマーチンゲール法があることを紹介しました。
競輪に応用する場合には、鉄板レースを選んで賭けることや、オッズの高さを求めないことから、2車単や2車複といった比較的当てやすい賭け方でよいでしょう。
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