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バカラをはじめとした、勝率50%で配当2倍のギャンブルと相性が良い賭け方として、パーレー法というものがあります。
少ない資金から大きな利益を狙うことができる方法で、とても攻撃的な賭け方として知られています。
パーレー法とはどのような賭け方なのか、どのようなメリットがあって、気を付けるべきデメリットはどこにあるのか、みていきましょう。
目次
1.バカラなどで使われる「パーレー法」ってどんなの?
早速、パーレー法の賭け方について解説していきます。
「1単位」を1ドルと仮定すると、1単位から賭けはじめ、勝ったら次のゲームで2倍を賭け、そこでも勝ったらまた2倍を賭け…、これを繰り返していく賭け方です。
1ドルからはじめた場合には、連勝が続く限り、2ドル、4ドル、8ドル、16ドルというように倍増していくということですね。
連勝が続いている限り利益が出続けますが、負けた際にはそれまでの利益がすべて吹き飛んでしまうのが注意点。
連敗で賭け額を倍々していくマーチンゲール法とは逆の考え方なので、「逆マーチンゲール法」とも呼ばれています。
2.パーレー法ってどんなメリットがある?利点を確認
パーレー法にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
自分の戦い方にマッチする方法なのかどうか、検討していきましょう。
「「マーチンゲール法の逆」と考えれば、やり方は簡単」
負けたら賭け額を倍増していき、それを勝つまで繰り返す、マーチンゲール法という賭け方があります。
マーチンゲール法は負けた際に賭け額を倍増させるのに対し、パーレー法は勝った際に賭け額を倍増させます。
「逆マーチンゲール法」と呼ばれることもあるくらいなので、マーチンゲール法と同じくらいやり方を覚えやすく、初心者でも簡単に取り組める方法です。
「負けても損失は1単位のみなので、連敗になっても損失は小さい」
1単位から賭けはじめ、連勝する限り賭け額を倍増していくわけですが、どこかで負けた場合にも、損失になるのは最初に賭けた1単位だけ。
大きく増やすチャンスを作りやすい割に、もし負けたとしても損失は小さく済むというのが、パーレー法の大きなメリットです。
「やめ時を間違えなければ短時間で大きく稼げる」
1度でも負ければそれまでの利益がすべて飛んでしまうので、やめ時の判断がとても大切です。
「〇連勝でやめよう」「資金が○○ドルまで増えたらやめよう」など、ある一定のやめ時を決めておくことで、短時間でより大きな利益を生むことに期待できます。
やめ時を見計らって良きところで切り上げれば、1単位を短時間で大きな額に増やすことも可能です。
3.パーレー法にはデメリットもある!ここをよく理解しておこう
攻撃力のある賭け方であるパーレー法ですが、その一方で防御力では劣っている部分があります。
デメリットをよく知ることで、より上手にパーレー法を使うことができるようになるはずです。
「1度負ければそれまでの利益がすべてチャラになる」
1単位からスタートし、連勝が続く限り賭け額を倍にしていくということは、前のゲームで払い戻された額をそのまま賭けていくということになります。
つまり、いくら連勝していても、1度負けてしまえばそれまでの利益がすべてなくなってしまうということです。
着実に積み上げていくものではなく、一撃を狙う賭け方なので、時間をかけて着々と利益を積み上げていきたい方には、オススメできる賭け方ではありません。
「賭け額を増やしすぎると、テーブルリミットに到達する可能性」
1単位の設定を大きくしすぎると、数回の連勝ですぐにテーブルリミットに到達してしまう可能性があります。
テーブルリミットに到達してしまえば、その時点で強制的に終了となるので、思い描く勝負をできないということにもなるでしょう。
出来る限りテーブルリミットが高いテーブルを選ぶことや、「1単位をいくらに設定したら、何連勝まで勝負ができるのか」を予め確認しておくことも有効です。
「爆発的な利益を待つまで、長期戦を覚悟することも大切」
3連勝をすれば8倍、4連勝をすれば16倍の利益が出る計算ですが、3連勝をする確率は約12%で、4連勝を確率は約6%となっています。
そのため、目に見える大きな利益が生まれるまで継続しようとすると、かなりの長期戦になることが予想されます。
短時間で利益を出せる可能性がある一方、長期戦になる可能性も捨てきれないので、時間に余裕をもって挑戦するにこしたことはありません。
4.パーレー法はバカラ以外にも使えるギャンブルはある?
バカラに使用できる賭け方としてパーレー法を紹介してきましたが、勝率が50%で配当2倍のギャンブルであれば、どのようなギャンブルでも適用することができます。
ブラックジャックであれば、自分とディーラーの戦いで、「ブラックジャック」の状態で勝つことができれば、臨時収入のような形で2.5倍の配当を得ることが可能です。
また、ルーレットでは「赤or黒」や「奇数or偶数」など、2択で賭けられるものを対象に使用することができますね。
5.パーレー法って競輪にも応用できる?かなりリスキーな戦いになる
連勝が続く限り賭け額を増やすので、大きな利益に期待ができるのがパーレー法。
この方法を競輪に応用することができないか、検討していきます。
「オッズは2倍程度のもので十分だが、だからといって勝率は50%ではない」
本来は勝率50%で配当2倍のギャンブルに適しているのがパーレー法なので、配当の高さを求めるものではありません。
よって、競輪に応用する場合でも、オッズの高さは求めずに、2車複や2車単といって賭け式で十分です。
しかし、配当が2倍だからといって勝率が50%ではないのが競輪なので、リスクとリターンのアンバランスさに注意する必要があります。
「明確なやめ時を決めてから実践に入る」
1度でも負けてしまえばそれまでの利益がゼロになるので、「〇連勝でやめよう」「資金が○○円まで増えたら切り上げよう」など、数字を用いた明確なやめ時を決めておくとよいでしょう。
欲張らずに、少しずつ利益を積み上げていく意識が大切です。
「すべてのレースに賭けるのではなく、鉄板レースを選ぶ」
荒れることが想定されるレース、混戦が予想されるレースなど、予想しづらいレースも多く存在します。
そのため、自信を持って賭けられる“鉄板レース”だけを選んで賭けることが重要です。
そうすると1日に勝負できる回数は減ってしまいますので、歯がゆい時間が長くなる可能性もありますが、すべてのレースに賭けることはオススメできません。
6.バカラに使えるパーレー法は競輪にも通用するのか考察してみた|まとめ
勝率50%で配当2倍のギャンブルと相性がよいとされる、パーレー法。
マーチンゲール法やバーネット法などと同じく、必勝法とも呼ばれる賭け方として知られています。
攻撃的な賭け方ではありますが、連勝中に1度でも負けてしまうと、そこまでの利益がすべてなくなってしまうというデメリットを持ちます。
競輪に応用する場合にも、「〇連勝でやめよう」などとやめ時を決めることや、2車複や2車単といった、オッズが安く比較的的中しやすい賭け式を選ぶことが有効です。
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