うつ病になった競輪選手は居る？辛かったエピソードも紹介

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うつ病になった競輪選手は居るか気になりますよね。

うつ病になった競輪選手は居るかについて知っておけば、選手の苦労やレースにかける思いを把握しながら予想することができます。

今回はうつ病になった競輪選手は居る？辛かったエピソードを紹介していきます。この記事を読めば、うつ病になった競輪選手が居るかについて知れること間違いなしですよ。

１．うつ病になった競輪選手は居る？

まずはうつ病になった競輪選手は居るかについて紹介していきます。

競輪選手は肉体的な強靭さだけでなく、精神的な強さも求められる過酷な職業です。しかし、その過酷さゆえに、うつ病を発症してしまう選手も少なくありません。

山田裕仁選手は現役時代にうつ病を発症し、心療内科に通院しました。レースでの落車による怪我や極度の緊張の繰り返しが、精神的な不調につながったと語ってます。

元ガールズケイリン選手の濱野咲選手は高校卒業と同時に競輪養成所へ入所し晴れて選手になるも勝利できない日々が続き、もがき続けたと語っています。

競輪は常に順位を競い合い、結果が求められる世界です。

レースでのプレッシャーや、思うような結果が出ないことによるストレスは精神的に大きな負担となります。

日々の厳しいトレーニングやレースによる肉体的な疲労は、精神的な疲労にもつながります。落車による怪我や、その後のリハビリも精神的な負担を増大させる要因となります。

また、競輪選手は個人で活動することが多く、孤独を感じやすい環境にあります。周囲に相談できる人が少ない場合、精神的な問題を抱え込んでしまうこともあり得ます。

さらに競輪選手の収入はレースの結果によって、大きく変動します。成績が振るわない時期が続くと、経済的な不安から精神的に追い詰められてしまうことがあります。

次に競輪選手がうつ病で辛かったエピソードを紹介していきます。

山田裕仁さん「薬と付き合いながら選手生活を送ってました」

山田裕仁さんは昭和63年５月に61期生としてデビューし、平成9年競輪グランプリを皮切りに、ＧＰ、ＧⅠ優勝9回と、同期の神山雄一郎、吉岡稔真とともに一時代を築きました。

平成14年3月のダービーで現役引退を表明し、引退後はスポーツニッポン紙で競輪評論家として活動しています。そんな山田さんは幾度もの落車や極度の緊張の繰り返しが原因で、対人恐怖症、社会適応障害になりました。

人の集まる所に行くと暑くもないのに汗が止まらなくなったり、気分が悪くなってしまい、心療内科に通うことになりました。病院で処方される薬は飲むと選手には致命傷で力が入らなくなってしまうため、緊張を緩めるのと同時に筋肉まで緩めてしまい、練習しても意味が無くなってしまう状態でした。

観客の前に出てレースをするのはなんとも無かったのが救いで選手を続けることが出来ていましたが、電車での移動やインタビューやコメント取り、表彰式等で辛くなる事が多かったため、薬と付き合いながら選手生活を送っていました。

濱野咲さん「うつ病になってしまうのではと怖かった」

元ガールズケイリン選手の濱野咲さんは養成所に入学してから2週間を隔離された部屋で過ごしました。会議室みたいなところに1人でテレビもなく、うつ病になってしまうのではないかと怖かったそうです。

自転車の練習も3か月しかしておらず、周りと比べて自転車のスキルに差があったことも濱野さんを悩ませました。濱野さんは当時を「みんなと馴染めてないせいで相談ができなかった。自転車を自分のものにして、一体となる感覚を掴めるまで苦労しました。」と振り返っています。

今回はうつ病になった競輪選手は居る？辛かったエピソードを紹介してきました。

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