【無料メルマガについて詳しく知りたい方はこちらから↓】
競輪という競技はギャンブルとして親しまれていますが、スポーツとしての一面もあります。
また、競輪から生まれた「ケイリン」というスポーツは世界各地でも行われており、世界大会、更にはオリンピックの公式種目にも選ばれています。
この記事では
- 「ケイリン」とは何?日本発祥の競輪がなぜ海外展開したのか
- 日本と世界の競輪(ケイリン)は何が違う?ルール・運営・文化を比較
- 海外から見た競輪|外国人選手の参戦と世界での評価
について解説していきます。
結論として、ケイリンは競輪から生まれた新しいスポーツで、今では世界中で大会が開催されています。
目次
1.「ケイリン」とは何?日本発祥の競輪がなぜ海外展開したのか
競輪は世界各地でも行われており、「ケイリン」として親しまれています。
世界で親しまれているケイリンについて以下のように説明します。
・日本生まれの競輪が「ケイリン」として世界で採用された理由
競輪の世界選手権は1980年から開催されていますが、その背景として中野浩一選手の国際大会での活躍が関係しています。
競輪選手である中野浩一選手は世界選手権自転車競技大会にて1977年から10連覇を果たしています。
そのため、日本国内での競輪の認知度向上はもちろんの事、海外に対しても競輪を広めるきっかけにもなり、世界選手権のケイリン種目の開催へと繋がります。
・ケイリンはどこで行われている?オリンピック・世界選手権・UCI主催大会
ケイリンは2000年のシドニーオリンピックより公式種目に、女性種目としては2012年のロンドンオリンピックから正式種目となっています。
世界選手権は1980年より年に一度開催されており開催地も世界各地となっております。
また世界選手権を開催しているのは国際自転車競技連合、通称UCLが開催していますが、世界選手権とは別にUCLが主催している大会があります。
それがトラックチャンピオンズリーグであり、ヨーロッパにて開催されています。
その年の国際大会で上位の成績を収めた選手が出場することができ、日本人選手も毎年出場しています。
・世界大会ケイリンの試合形式とは?予選から決勝までの流れを解説
競輪の世界大会は日本でも競輪とは形式が異なります。
まず予選は5〜6人1組のレースとなり各組上位2人が準々決勝へ進出します。
準々決勝からは6人1組のレースで各組上位4人が準決勝へ、準決勝も同様に6人1組で3着までが決勝へ進めるといった大会形式となっています。
2.日本と世界の競輪(ケイリン)は何が違う?ルール・運営・文化を比較
上記にて大会形式から競輪とケイリンの違いを解説しましたが他にも違う点があります。
ルールや運営・文化などについて以下のように説明します。
・競技ルールの違い|使用する自転車・バンク・距離・人数など
競輪とケイリンではルールが違う点がいくつかあります。
まず、使用する自転車についてです。
違いとして挙げられるのが自転車に使用する素材であり、競輪の自転車では鉄のフレームを使用しますがケイリンで使用される素材はより軽い素材であるカーボン製となっております。そのため機体重量が軽くなりよりスピードが出しやすくなります。
またギアにも違いがあり、競輪ではギア倍数が制限されていますが、ケイリンだと競輪よりも大きなギアを使用しています。そのため、ペダルは重くなりますがよりトップスピードを速めることが出来ます。
競技場にも違いがあります。
競輪の競技場のバンクはコンクリートであり、1周あたり333メートルから500メートルなのに対し、ケイリンの競技場はバンクは板張りであり、1周は250メートルに固定されています。
そしてレースを行う人数ですが、競輪は7名〜9名、ケイリンは5名〜6名となっています。
また国際大会には競輪特有のライン戦術はなく、個人戦となっています。
・運営目的の違い|公営ギャンブル vs オリンピック競技
競輪とケイリンの違いとして、そもそも、方や公営競技、方やオリンピック競技と運営目的にも大きな違いがあります。
改めて競輪とは、経済産業省が管轄している公営競技です。プロスポーツとしての側面もありつつ、収益の一部は公共事業や競輪選手の強化に充てたりするなどの社会的意義も持ち合わせています。
ケイリンは国際自転車競技連合によって正式な種目として独立しています。そのため、競輪のような収益をどこかに還元するような意義は持ち合わせておらず、完全なるプロスポーツの一種としてケイリンは確立されています。
・トレーニング体制の違い|競輪学校と海外で重視する力
競輪では競輪学校を卒業しないとプロとしてデビューすることは出来ません。競輪学校で競輪のルールを学び、師匠にあたるプロ選手から選手としての振る舞いから、トレーニング方法などを学びながらプロの選手を目指していきます。
一方、ケイリンは上記にもある通りロードレースの一種目です。
そのため中には別競技から競輪選手へと移行する選手もいます。
海外ではロードレースが盛んであり、ケイリンに特化した練習を行うのではなく、ロードレースの様々な種目での練習を行うことでスプリント力や持久力を効率良く向上させるメソッドも豊富とのことです。
そのため、日本国内でもケイリン強化のため、海外よりコーチを招聘しています。
ある海外コーチも日本人選手の課題としてスプリント力と持久力を課題に挙げていることから、競輪とケイリンでは、培われるものにも違いがあることが伺えます。
3.海外から見た競輪|外国人選手の参戦と世界での評価
競輪が世界に認知されるようになり、外国人選手が競輪に参戦するようにもなりました。
海外から見た競輪というスポーツの評価については以下のように説明します。
・外国人選手はいつから競輪に出場?歴史と制度の変遷
外国人選手が競輪に出場するようになったのは1982年からであり、外国人選手と日本人選手が上位を争う国際競輪として開催されていました。
外国人選手が競輪へ参加するにあたり、競輪選手の免許が必要であるため日本競輪選手養成所にて数週間の講習、訓練を受けています。
その後は各競輪場のレースに参加するといった流れになっています。
国際競輪は2008年まで続きました。
2009年からは短期選手登録制度が新たに創設されました。
この制度は優秀なトラック選手を6か月間競輪選手として登録することが出来る制度となっています。
斑はS級2斑として出走する形となります。
・海外の人気・注目度は?メディアやファンの反応まとめ
世界選手権、オリンピックではケイリンとして公式種目になっていることもあり、認知度は高いようです。
また、海外向けに競輪について解説された動画が話題になった際、コメント欄では自転車の品質、性能を称賛していたり、選手の待遇について好印象を受けている様子が伺えました。
さらにある海外の記者は競輪特有であるライン戦術に対し、個人競技でありながらもチームスポーツの1面も兼ねていることに競輪の奥深さを感じていました。
・SNS・イベントで広がる競輪文化|世界が競輪に注目する理由とは?
競輪は世界からも注目されています。
理由としてはまず先人達が世界の舞台で成績を収めていることが挙げられます。
上記でも挙げた世界選手権を10連覇した中野浩一選手、北京オリンピックで銅メダルを獲得した永井清史選手、2024年の世界選手権で優勝を果たした山崎賢人選手などです。
また、競輪はケイリンとはルールも違い、更にはライン戦術もあり、競輪というスポーツの特殊性にもフォーカスされています。
4.競輪から生まれたケイリン!日本と世界で異なるルールやスタイルを徹底比較まとめ
競輪とケイリンの違いについて解説しました
- ケイリンの国際大会が開催されたのは1980年からであり、様々な大会が開催されている。
- 競輪とケイリンの間には、レースのルールや会場、運営目的、競技としての立ち位置など様々な違いがある。
- 競輪と海外選手の交流は1980年から形を変えながらも現在まで続いており、競輪自体の海外からの注目度も増している。
ケイリンは競輪から生まれた競技で、世界中で親しまれています。
競輪とケイリンには若干の違いがありますが、どちらも白熱したレースが繰り広げられることに違いはありません。
YouTubeチャンネル「ハッチャン競輪ライブ」では、プロの予想師によるライブ実況を視聴できるため、競輪の知識とプロの思考を学ぶことができます。
また、ハッチャンの無料メルマガに登録すれば、プロの買い目予想メールを受け取れます。
白熱した競輪のレースが観たい方は、ぜひハッチャン競輪ライブと合わせて無料メルマガもチェックしてみてください。
DOKANT的中させた実力を持つプロギャンブラー・ハッチャンが買い目予想を無料で、毎日お届けします!2分で簡単!無料登録はこちらから