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競輪で落車したら大惨事ですよね。落車した車券を買っていたら払い戻しがどうなるかも気になります。落車したらどうなるのかを知っておけば、冷静に対処できるようになります。
今回は競輪で落車したらどうなる？車券の取り扱いは？を紹介します。
この記事を読めば、落車と車券の取り扱いについて知れること間違いなしですよ。
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１．競輪で落車したらどうなる？
まずは競輪で落車したらどうなるかについて紹介していきます。
・落車とは？
落車とは、乗っている自転車ごと転倒し、自転車から落ちてしまった状態です。
落車と言う言葉は競輪やオートレースで使う専門用語であり、競輪のルールブックにも記載されています。
自転車で落車してしまうと、鍛えられた競輪選手が自転車を全力で漕いでいるためにスピードは時速70キロを超えてしまいます。このような猛スピードで自転車に乗っている選手が落車することで、いくら普段から鍛えている選手でも棄権であることに変わりはありません。レース中の落車によって長期休養を余儀なくされるような怪我も発生していますし、落車が原因で亡くなった競輪選手もいます。
・落車した後の選手はどうなる？
競輪で落車してしまった場合でも動けるのであれば再び自転車に乗り、ゴールを目指さなければなりません。
なぜなら、競輪選手には「敢闘の義務」があり、公式のルールブックにも「選手は、暴走、過度の牽制等をしてはならず、勝利を得る意志をもって全力を尽くして競走しなければならない。」と書かれているからです。落車をした際に動ける状態なのに自転車に乗るのをやめてしまうと、「正な理由なく競走を放棄した」とみなされて反則扱いとなります。
仮に落車して棄権してしまうと支払われる賞金ががくんと下がってしまいますが、最下位でも完走すれば賞金が支払われます。
・怪我を負った場合は棄権となる
落車で怪我や骨折をしてしまった場合など、自転車に乗れるような状態でないのであれば自らの意志で「棄権」することができます。
棄権した場合は賞金や手当を全額支給されませんが、未着賞金として9着の選手に支払われる賞金の80パーセントが支払われます。
２．落車したら車券はどうなる？
次は落車したら車券はどうなるのかを紹介していきます。
・返還や払い戻しは無い
自分が車券を購入していた選手が落車してしまった場合でも、車券の返還や払い戻しなどはありません。
落車した選手が動けるのであれば完走する義務があるので、落車してもレースが中断されない限りは返還とはならないです。
・競馬やオートレースでも同じ扱い
競馬でもレース中に騎手が落馬してしまえばその競走馬は失格となるのですが、馬券が返還されることはありませんし、競艇でもレース中に転覆した時点で失格扱いですが、舟券は返還されません。
ただし、レースがスタートする前に落馬や転覆した場合は返還扱いとなります。
他にも、レース前に何らかの理由で棄権して出走取消となった場合、投票券は返還されます。
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３．競輪で落車しやすい条件はある？
競輪で落車しやすい条件はあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
・雨の日
競輪は屋外で行われるので、雨が降った後や雨が降っているときはコースが濡れた状態でレースが行われます。
競輪で使う自転車のタイヤはほとんど溝がなく、通常の自転車よりも路面が濡れていると滑りやすいです。
雨の日は選手たちも滑らないよう工夫して走りますが、スピードを落とすことはできないためにスリップしやすくなり、落車の確率も上がります。
また、雨の日は視界が悪いのでいつも以上に他の選手の動向が見づらく、接触する危険性が増します。
・グレードが高いレース
競輪のレースは一般戦とグレードレースがありますが、グレードが高いレースの方が落車の確率は高くなります。
なぜなら、グレードレースの優勝者には高額の優勝賞金が与えられるからです。
高額の優勝賞金は競輪選手の収入となるため、レースの勝敗に大きく左右されますし、どれだけグレードの高いレースで優勝できるかが鍵となっています。
最上級となっているG1レースは好成績を残して賞金ランキング上位に居なければ参加できません。そのため、グレードの高いレースでは選手全員が本気でぶつかり合うことになり、落車事故が発生しやすくなります。
４．まとめ
今回は競輪で落車したらどうなる？車券の取り扱いは？を紹介してきました。
競輪で落車したらどうなるかや、車券の取り扱いを知っておくことで慌てずに対処できます。基本的には落車しても走り続ける義務があり、落車しても車券の返還や払い戻しはされません。そのため、落車してもどの選手も本気で最後まで走り続けて賞金を獲得したり、上位にランクインしようとします。
競輪で落車したらどうなるかについて興味がある方は是非、落車しても選手を責めずに最後まで応援してレースを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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