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競輪の売り上げは増えているかどうかが気になりますよね。競輪で売り上げが増えているかどうかを知っておけば、競輪がいかに人気であるかが分かります。今回は競輪の売り上げは増えている？現状を紹介します。この記事を読めば競輪の売り上げについて知れること間違いなしですよ。
１．競輪の売り上げは増えている？
まずは競輪の売り上げが増えているかどうかについて紹介していきます。
・2023年度総車券売上高は1兆円越え
2023年4月1日〜2024年3月31日の総車券売上高は1兆1892億4817万7600円でした。
前年度比109.0%を達成し、2年連続で1兆円の大台を突破しています。
2022年度の総車券売上高は1兆907億7929万200円で、2年連続で売り上げは大幅に増加していることが分かります。
・過去10年で売り上げは増え続けている
10年前の売り上げと比べると、2013年は606,310,277,800円、2019年は660,460,555,100円で、2020年は749,990,196,400円、2021年は964,613,447,100円でした。
過去10年で売り上げは増え続けており、2022年に初めて売り上げが1兆円を突破しました。
・売り上げは増えているが入場者数は減っている
過去10年の入場者数を比較すると、2013年の入場者数は4,232,840人、2019年は2,192,241人、2020年は1,254,001人、2022年は1,701,129人と、年々競輪場を訪れる入場者数が減っているのが分かります。
入場者数が減っているにもかかわらず、売り上げが増え続けているのには何か原因があるのでしょうか。次の項目でその要因を紹介していきます。
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２．競輪の売り上げはなぜ増えている？
次は競輪の売上は何故増えているかを紹介していきます。
・一時期は売上が減少した
競輪の年度別車券売上額と入場者数を比較すると、入場者数は年々減少を続けていますが、2020年からは新型コロナウイルス感染症予防対策などもあり、さらに減少幅が膨らみました。
売上はインターネット投票の増加により2014年より回復し、2022年は20年ぶりに大台の1兆を超え、2023年は前年比109.0%とさらに上回っています。
・コロナ禍でネット購入が増えた
コロナ禍で競輪場に直接訪れて車券を購入する人は減少しましたが、代わりに普及したのがネット投票です。
好きな時間や場所で気軽にスマホで車券を買えるようになったので、入場者数が減っているにもかかわらず、車券の売り上げは増加し続けています。
車券が気軽に購入出来るようになり、売り上げは増えましたが、競輪場を訪れる入場者数は減っているため、現地でレースを観戦する際の盛り上がりは少なくなってしまっています。
・売り上げの使い道は払い戻しにあてられる
競輪競技による売り上げは、自転車競技法により使途が明確に定められています。 車券の売り上げの75％は払戻金にあてられ、残りの25％の内、3.3％が出場選手への賞金や財団法人JKA日本自転車競技会への交付金に、1.1％が公営企業融資公庫への納付金にあてられます。 それらを差し引いた金額が、地方自治体の収益となります。
・売り上げの一部は社会貢献に役立っている
競輪の売り上げの一部は社会貢献に役立っています。競輪は売上金の一部で、ものづくり・スポーツ・社会福祉の増進など、社会に役立つ様々な活動を支援しています。
競輪補助車両は地域に役立つ福祉車両や検診車で、競輪のシンボルマークが目印です。
スポーツの支援は「日本スポーツマスターズ」「全国障害者スポーツ大会」などの開催を支援しています。
研究補助は「転倒防止のための歩行支援機器の開発」「極小水力発電タービンの開発」など、機械振興に役立つ様々な技術革新の足掛かりとなる研究を支援しています。
非常災害の援護は非常災害の発生後、直ちに救援物資を配布するための備蓄事業をサポートしています。
３．まとめ
今回は競輪の売り上げは増えている？現状を紹介してきました。
競輪で気軽にスマホでいつでも車券を買うことができるため、売り上げは増えていますが、競輪場に訪れる入場者数は減っています。
この機会にぜひプロの競輪予想師による解説＆買い目予想のライブ配信に参加して実際にスマホを使って車券を購入してみましょう。
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