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競輪選手になりたいけど養成校の倍率がどれくらいか気になりますよね。
競輪選手の倍率はどれくらいか知っておけば、競輪選手の事情を把握して競輪選手をもっと身近に感じることができるようになります。
今回は競輪選手の倍率はどれくらい？狭き門って本当？を紹介していきます。この記事を読めば、競輪選手の倍率はどれくらいか知れること間違いなしですよ。
１．競輪選手の倍率はどれくらい？
まずは競輪選手の倍率はどれくらいかについて紹介していきます。
・競輪選手になるには養成校を卒業する必要がある
競輪選手になるには、競輪選手の資格を取得する必要があります。
資格取得には、競輪学校に入学して、1年間競輪選手に必要な知識や技術を学ばなければなりません。
養成校を卒業した後は国家試験である選手資格試験に合格して初めて、競輪選手として正式に登録され、競輪選手としてデビューすることができます。
・競輪選手の倍率は男子が約5.5倍
日本競輪選手養成所の難易度を見てみると、最終合格率は男子が20.5％、女子の最終合格率は52.6%と公表されています。
男子は特に受験者も多く、受験者数390人に対して合格者はたった70人であるため、競輪選手になるには非常に難易度は高く、狭き門となっています。
一方で、女子の合格率が高いのは男子に比べて受験者数が少なく、倍率もそこまで高くないために合格率が高くなっている背景があります。
２．他のギャンブルと比較したらどれくらい倍率が高い？
次は他のギャンブルと比較したらどれくらい倍率が高いかを紹介していきます。
・競馬では倍率は約30倍
競馬学校の騎手課程に入学するためには、「第1次試験」と、その合格者を対象とした「第2次試験」を突破しなくてはなりません。
入学はかなりの狭き門となっています。
募集人数は毎年15名以内、という限られた募集定員に応募者が殺到し、倍率は30倍（合格は30人に１人）にも上るといわれています。
ここから競馬学校を卒業できるのはまた絞られるため、騎手になれる人はかなり少ないことが分かります。
・競艇では倍率は約40倍
競艇学校の入所試験の倍率は定員に対して約40倍と、こちらも倍率が高いです。
競艇選手になるには、競艇学校に1年間入所する必要があり、一般試験で定められている応募要件を満たす必要があります。
要件は年齢15歳以上30歳未満、中学校卒業程度の学力、身長172センチメートル以下、体重は男子47~55キログラム・女子42~50キログラム、視力は裸眼で両目0.8以上と厳しく定められています。
・競輪は倍率は低めだが要件が厳しい
競輪は競馬や競艇に比べて養成学校の倍率は低めに見えますが、競輪選手養成所に入所するには、厳しい条件を満たす必要があります。
まず日本に居住していること、入所試験を受ける年の4月1日までに満17歳以上であることを満たしているのが最低条件です。
これに加えて、
- 競輪選手として登録されたことがある者
- 禁錮刑以上の刑を受けた者
- 自転車競技法などの公営競技の法律の規定に違反して、罰金以上の刑に処された者
- 成年被後見人、被保佐人又は破産者で復権を得ない者
- 反社会的勢力との関係が疑われる者
- 日本競輪選手養成所に在籍している間に懲戒により対処を命じられた者
- 規定により明らかに試験に合格しないと思われる者
- 初めて受験した日から8年が経過した者
- 2019年度以降に計5回受験している者
- タトゥー、入れ墨、アートメイクなどがある者
は競輪選手養成学校の試験さえ受けられないという厳しいものとなっています。
・競輪選手になれるのはほんの一握り
仮に競輪選手養成所に入学したとしても、必ず競輪選手になれるわけではない厳しい世界です。
養成学校卒業後は国家資格の『競輪選手資格検定』に合格する必要があり、資格が無ければ競輪選手になることはできません。
資格であれば独学でも勉強できるのではと考えがちですが、競輪選手資格は過去に養成所に入所しないで合格した選手は一人も居ないのが現状です。
そのため、倍率の高い養成学校にまず入学し、厳しい訓練に耐えて『競輪選手資格検定』に合格すると言う厳しい過程を乗り越えたほんの一握りの選手が競輪選手になることができるのです。
３．まとめ
今回は競輪選手の倍率はどれくらい？狭き門って本当？を紹介してきました。
競輪選手になるのがどれくらい大変かについて知っておくと、選手の並々ならぬ努力の過程を知ってレースを予想したり、車券を的中させやすくなるため、この機会にぜひプロの競輪予想師による解説＆買い目予想のライブ配信に参加してみましょう。
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