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競輪界でも過去に不祥事や事故死・怪我などの事件が発生しています。
その中には競輪界の有名人が関係した事件も存在しています。
この記事では、
- 競輪選手のパワハラなどの不祥事に関する事件一覧!
- 競輪選手の事故死に関する事件一覧!
- 競輪選手の怪我に関する事件一覧!
について紹介します。
結論ですが、競輪界の不祥事としては2024年にハラスメント問題が告発され、また過去には有名人の事故死や怪我も発生しています。
目次
1.競輪選手のパワハラなどの不祥事に関する事件一覧!
競輪選手の不祥事について解説します。
- 2024年9月20日に4選手がハラスメントの訴えを起こす
- 2021年10月に女性選手が先輩選手から性被害を受ける
・2024年9月20日に4選手がハラスメントの訴えを起こす
競輪界では、2024年9月20日に現役の男女4選手がセクシャルハラスメントやパワーハラスメントの被害を訴え、日本競輪選手会に調査を申し入れました。
被害を訴えたのは、関東や近畿などの選手会支部に所属する20〜40代の男女各2人の選手です。
そのうち1人の女性選手は、元師匠から「彼氏とセックスばかりして集中できていない」などの性的な発言を受けたとされています。
・2021年10月に女性選手が先輩選手から性被害を受ける
2021年10月、30代の女性競輪選手が先輩の男性選手から性的被害を受けたとして、2024年10月30日に神戸地裁に提訴しました。
訴状によれば、女性は2021年10月、先輩の男性選手から無理やりキスをされ、性的行為を強要されたとされています。
被害を受けた女性選手は、その後PTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症し、レースを長期間欠場せざるを得ない状況となり、最終的に選手を引退しました。
2.競輪選手の事故死に関する事件一覧!
競輪選手の事故死について解説します。
- 2012年7月:坂本照雄選手
- 2012年9月:内田慶選手
・2012年7月7日: 坂本照雄選手
坂本照雄選手は1994年にプロデビューし、デビュー戦で2着を獲得しました。
その後も「ルーキーチャンピオンレース」で2着となり、将来を嘱望される選手でした。
しかし、2012年7月7日、小田原競輪場でのレース中に落車事故に巻き込まれ、外傷性心不全により40歳で亡くなりました。
坂本選手はレース終盤、スピードに乗っている状態で、前方の選手の落車を避けようと内側へ進路変更するも、勢いがついたまま写真判定用の緩衝マットに激突してしまいました。
意識不明のまま小田原市立病院に搬送されたものの、事故から1時間ほどで息を引き取りました。この事故は競輪界に大きな衝撃を与え、10年以上経った今でも語り継がれています。
・2012年9月11日: 内田慶選手
内田慶選手は2002年にプロデビューし、「ルーキーチャンピオンシップ」で優勝しました。
さらに全日本プロ選手権自転車競技大会の4km個人追い抜きで6連覇を達成するなど、輝かしい実績を持っていました。
しかし、2012年9月11日に一宮競輪場で開催された「第51回オールスター競輪」の最中に落車事故に巻き込まれ、クモ膜下出血で亡くなりました。
内田慶選手は最終周の3コーナー付近で他の選手に挟まれ、接触し顔から地面に落ちる形で転倒、すぐに救急搬送されました。しかし、クモ膜下出血のため、その日のうちに亡くなりました。
この事故の影響もあり、一宮競輪場は2019年に閉鎖されましたが、日本競輪選手会愛知支部の選手たちによって、現在も追悼が続けられています。
3.競輪選手の怪我に関する事件一覧!
重傷から復帰を遂げた競輪選手について解説します。
- 2024年8月に小笠原一真選手が練習中の落車で骨折と肺気胸
- 2024年8月に渡邉栞奈選手が練習中の事故で一時意識不明の重体
・2024年8月に小笠原一真選手が練習中の落車で骨折と肺気胸
2024年8月15日、競輪選手の小笠原一真選手がバンクでの練習中に落車し、右鎖骨・肋骨の骨折、さらに肺気胸という重傷を負いました。
約2か月間のリハビリを経て、10月24日に熊本競輪でA級予選で実戦復帰を果たしました。
競輪選手には最低出走本数(A級は年間23走)が義務付けられており、これをクリアするための早期復帰となりました。
・2024年8月に渡邉栞奈選手が練習中の事故で一時意識不明の重体
2024年8月、ガールズケイリンの渡邉栞奈選手が練習中の事故で11か所を骨折し、一時は意識不明の重体に陥りました。
この事故後、渡邉選手は日常生活もままならず、膝の曲げ伸ばしすら難しい状態になってしまいました。
長期欠場を余儀なくされましたが、懸命なリハビリの末、約4か月後の12月12日から地元静岡で開催される「オッズパーク杯(FI)」で見事復帰を果たしました。
渡邉選手は「今できる精一杯の走りを頑張ります」とファンへ感謝の言葉を伝えました。
4.競輪選手の事件一覧!有名人が起こしたパワハラなどの不祥事や事故死・怪我を紹介!まとめ
競輪選手の事件一覧について紹介しました。
- 2024年、4選手がセクハラ・パワハラを訴え、2021年には女性選手が性被害を受け提訴し引退。
- 2012年、坂本照雄選手は小田原競輪場で落車し外傷性心不全で死亡、内田慶選手は一宮競輪場で落車しクモ膜下出血で亡くなった。
- 2024年8月、小笠原一真選手と渡邉栞奈選手が練習中の事故で重傷を負うも、それぞれ2か月・4か月後に復帰。
競輪界の不祥事としては2024年にハラスメント問題が告発され、また過去には有名人の事故死や怪我も発生しました。
しかしながら、競輪選手たちは幾多の事件を乗り越えて走り続けています。
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