【無料メルマガについて詳しく知りたい方はこちらから↓】
競輪では選手が失格なっても車券の払い戻しは行われず、ハズレ車券になることが大半です。
しかし、選手全員が失格になったレースの場合はどうなるのか気になりませんか?
この記事では、
- 競輪で全員が失格となったレースとは?
- 全員失格となったレースの失格理由は?
- 全員失格したら賭け金は払い戻しされる?
について紹介します。
結論として、選手が全員失格になったレースは、車券は全額払い戻しになり当たり車券は無効になりました。
1.競輪で全員が失格となったレースとは?
競輪で選手全員が失格したレースは、2008年のいわき平競輪場で開催されたレインボーカップの第10レースで起こりました。
9名全員が失格となり、その内8名の選手が同じ理由で失格になった稀有なレースです。
競輪で全員が失格となったレースは、2025年2月現在本レースのみです。
2.全員失格となったレースの失格理由は?
選手全員が失格となった理由は以下の2つです。
- 4番車:イエローライン踏切
- その他:敢闘精神の欠如
・4番車:イエローライン踏切
4番車の選手が失格したのは、イエローライン踏切の禁止に抵触したためです。
競輪のルールでは競輪場の1周の距離によって、先頭走者はイエローラインの外側を走行してはいけない周回と区間が決まっています。
いわき平競輪場は1周400mのため、最終周回前々回のバックストレッチラインから最終周回のバックストレッチラインの間は、先頭の選手はイエローラインを越えての2秒程度以上の走行は違反です。
しかし、4番車の選手は残り1周半のときに先頭になり、イエローラインの外側を2秒程度以上走行してしまいました。
イエローライン踏切の禁止を破ってしまったために失格になりました。
・その他:敢闘精神の欠如
4番車以外の選手が失格になった理由は、敢闘精神が欠如していると判断されたためです。
競輪のルール第11条に、選手は勝利を得る意志をもって全力を尽くして競走しなければならないと明記されています。
具体的には、4番車の選手が先頭になり走行しているにもかかわらず、他の選手が全力で追走しなかったためと考えられます。
競輪ではレースが終了してから失格と判断されるため、レース中は他の選手の失格行為を見かけても全力で走らなければいけません。
3.全員失格したら賭け金は払い戻しされる?
選手全員が失格したときの賭け金について紹介します。
- レース不成立となり全額払い戻しされる
- 当たり車券は無効になる
・レース不成立となり全額払い戻しされる
選手が全員失格となったため、レースが不成立となり全額払い戻しになりました。
通常は選手が失格になった場合は、ハズレ車券で払い戻しはありません。
ですが、選手全員が失格の場合は着番がないため、ギャンブルとして成り立っていません。
異例ではありますが、車券購入金額は全て払い戻しになりました。
・当たり車券は無効になる
選手が全員失格のため着番がなく、当たり車券は無効になりました。
レースの車券購入分が全額払い戻しになったため、配当金がないためです。
競輪はレースの車券購入分の総額75%が的中者に分配されますが、そもそもの車券購入金がなければ、配当金を用意できません。
車券購入金額が全額払い戻されたため、当たり車券は無効になりました。
4.競輪で全員失格となったレースがある?賭け金は払い戻しされた?まとめ
競輪で全員が失格となったレースと賭け金について紹介しました。
- 競輪で全員が失格となったレースは2008年にいわき平競輪場のレースで起こりました
- 全員失格となったレースの失格理由は4番車の選手はイエローラインの踏切その他の選手は敢闘精神の欠如
- 全員失格したら賭け金は払い戻しされ当たり車券は無効になりました
競輪は、数人の選手が失格行為をしてもレースを中断することはほとんどありません。
ただ、全員が失格となった場合はレースが不成立となります。
ユーチューブチャンネル「ハッチャン競輪ライブ」では、プロの予想師によるライブ実況を視聴できます。
また、ハッチャンの無料メルマガに登録すれば、会員限定の動画や買い目予想メールを受け取れます。
全員失格のような珍しいレースが見られるかもしれませんので、興味のある方は、ぜひハッチャン競輪ライブと合わせて無料メルマガもチェックしてみてください。
DOKANT的中させた実力を持つプロギャンブラー・ハッチャンが買い目予想を無料で、毎日お届けします!2分で簡単!無料登録はこちらから