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現在の競輪において3人1組で組む、ライン戦が主流となっています。
しかしながら昔から現在のようなライン戦が主流であったのかと言われるとそうではありません。
競輪がライン戦に切り替わったきっかけとしてフラワーラインが大きく関わっているのです。
よって今回の記事では
- 競輪の「フラワーライン」とは?
- 現在のラインの決め方は?地区ごとに紹介!
について解説していきます。
結論からいうとフラワーラインとは東京の山口国男選手と千葉の太田義男選手が中野浩一選手を倒すために結成されたラインのことです。
このライン結成が後のライン戦が主流となるきっかけとなります。
目次
1.競輪の「フラワーライン」とは?
ライン戦が主流になるきっかけとなったフラワーライン。
そもそもフラワーラインとは何なのか?
どのようなきっかけのもと作られたのかを以下のように解説していきます。
- 中野浩一選手を倒すために作られたライン
- 競輪の初期はラインを組んでいなかった
・中野浩一選手を倒すために作られたライン
フラワーラインとは房総フラワーラインという国道で練習していた千葉の太田義夫選手と度々練習に訪れていた東京の山口国男選手が一緒に練習することがきっかけにより誕生したと言われています。
その後山口国男選手の実弟である山口健治選手、吉井秀仁選手も房総フラワーラインにて練習するようになったことから彼らもフラワーラインの一員となります。
このフラワーラインが作られた理由として一人の競輪選手が関わっています。
それが1975年にデビューした中野浩一選手です。
中野浩一選手はデビューしてから18連勝するという驚異的な活躍をしており、なんとか中野選手を倒す方法は無いかと考えた結果がフラワーラインの結成となります。
・競輪の初期はラインを組んでいなかった
競輪が始まってからは強い選手の後ろに追い込みが強いマーク選手が付いてラインのようなものを形成はしていたものの、現在のようにラインとして確立されたものではありませんでした。
つまりは個人戦の総当たりのような形でレースをされていたということになります。
しかしながら上記にある中野選手の台頭によるフラワーラインの結成を機に地域別でのラインが組まれるようになります。
2.現在のラインの決め方は?地区ごとに紹介!
上記でラインの起源について語りましたが、現在のラインについても解説していきたいと思います。
現在の競輪のラインではラインを組む選手の脚質を把握する必要があることから同じ地区で組むことがほとんどとなっています。
そんな現在のラインについては以下に解説していきます。
・北日本ライン
北海道、東北地方の選手で作られるラインを北日本ラインと言います。
S級選手も数名在籍していますがG1レースでの優勝経験のある選手はいません。
・関東ライン
関東ラインは茨城、栃木、群馬、埼玉、新潟、東京、長野、山梨の選手らで構成されるラインのことです。
現役のS級選手やS級経験のある選手が多数います。
中にはG1レースにて優勝経験のある栃木の眞杉匠選手、茨城の吉田有希選手らも在籍しています。
・南関東ライン
静岡、千葉、神奈川の選手らで構成されるラインのことです。
また3県のみで構成されていますが競輪場も多く、関東地区の8つに次いで7つと2番目に多いです。
S級選手も多数在籍しており、こちらもG1優勝経験のある神奈川の郡司浩平選手が在籍しています。
・中部ライン
中部ラインは、愛知、岐阜、三重、富山、石川の選手らで構成されるラインです。
S級経験のある選手も在籍しておりG1レースで優勝経験のある三重の浅井康太選手が在籍しています。
・近畿ライン
近畿ラインとは福井、滋賀、京都、奈良、和歌山、大阪、兵庫の選手らで構成されるラインです。
こちらも現役のS級1斑の選手が在籍しており、通算100勝を達成した福井の寺崎浩平選手、獲得賞金ランキングで上位にいる大阪の古性優作選手、福井の脇本雄太選手などG1レースでの優勝経験をもつ選手が在籍しています。
・中国ライン
中国ラインとは広島、岡山、山口の選手らで構成されるラインです。
G1優勝経験のあるベテラン選手も多数在籍しています。
・四国ライン
四国ラインとは香川、徳島、愛媛、高知の選手らで構成されるラインです。
S級選手が多数在籍しています。
・九州ライン
福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄の選手らで構成されるラインです。
九州ラインにもS級選手が多数在籍しています。
3.競輪の「フラワーライン」とは?ライン戦が主流となった理由を紹介!まとめ
競輪のフラワーライン及びライン戦が主流となった理由について解説しました。
- フラワーラインとは東京の山口国男選手と千葉の太田義男選手が房総フラワーラインにて練習していたことがきっかけで結成された。
- 昔はライン戦ではなく個人戦だったが、中野浩一選手を倒すためにフラワーラインを形成し対抗がライン戦が主流となるきっかけとなった。
- 地区ごとにラインが決められており、一般的な地理とは違うような構成をされている。
競輪の初期の頃はラインという概念はありませんでしたが、中野浩一選手を倒すためにフラワーラインが作られました。
現在の競輪はライン戦が主流となっていることから地区ごとの有力選手を把握することが大切となります。
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