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はじめに
競輪は一瞬の加速と全身の爆発力が勝敗を分けるスピード競技です。
その中でも「脚力」は、選手にとってまさに生命線。トップ選手たちは驚異的な脚の筋力を武器に、バンクを高速で駆け抜けます。
その脚力を支える基礎トレーニングの一つが「スクワット」です。
スクワットは、太もも・お尻・ふくらはぎといった下半身の大筋群を一気に鍛えられる筋トレの王道。
実際、多くの競輪選手が日々スクワットを取り入れ、出力や安定性の向上、スタートダッシュやもがきの力強さを養っています。
この記事では、競輪選手がスクワットで得られる具体的な効果から、怪我予防やケア方法まで詳しく解説していきます。
1.スクワットが競輪選手に与える効果とは?
競輪選手にとってスクワットは、単なる筋トレにとどまらず、レースパフォーマンスを大きく左右する重要なトレーニングと言えます。
まず挙げられるのが、スタート時の爆発的な加速力の向上です。
バンクのスタートダッシュでは、一瞬で最大トルクを発揮しなければならず、大臀筋や大腿四頭筋を主とした強力な下半身の出力が求められます。
スクワットはこれらの筋群を効率よく鍛えることができます。
また、もがき合いの場面での持続的な出力維持にも効果的です。
繰り返される高強度のペダリングに耐える筋持久力を高めることで、ラスト1周で他選手を振り切るような場面でも踏み負けしなくなります。
さらに、フォームの安定性とバイクコントロールにも良い影響があります。
スクワットによって体幹や股関節周りの筋肉が鍛えられ、ペダルを踏む動作がブレにくくなり、エネルギーのロスが軽減されます。
このように、スクワットの効果は「スピード」「持久力」「安定性」の3要素すべてに波及し、競輪選手の総合的なパフォーマンス向上に直結するのです。
2.スクワットで強化される筋肉とその働き
スクワットは、競輪選手にとって最も重要な下半身の筋群を集中的に鍛えるトレーニングであり、特にペダリング動作と密接に関係しています。
中でも主に鍛えられるのは「大腿四頭筋」「ハムストリングス」「大臀筋」の三つです。
まず、大腿四頭筋(太もも前部)は、ペダルを踏み込む際の推進力を生み出す原動力です。スタート時の加速やスプリント時の爆発力に大きく関わります。
次に、ハムストリングス(太もも裏)は、踏み込んだ脚を引き上げる動作や、膝の安定性に寄与する筋肉で、連続的なペダリングを支えます。
また、大臀筋(お尻の筋肉)は、下半身の中でも特に大きく、股関節の伸展動作に関与し、立ち上がりやダッシュの瞬発力を支えます。
さらに、内転筋(内もも)や腸腰筋(股関節前部)、ふくらはぎ(下腿三頭筋)なども補助的に強化され、バイクの安定性や踏み込みの連動性を高めます。
これらの筋群をバランスよく鍛えることで、単に筋力が増すだけでなく、効率の良いペダリングや持久力の向上、そして怪我のリスク低減にもつながるのです。
スクワットは、競輪に必要な「動ける筋肉」を育てるために最適な手段といえるでしょう。
3.怪我を防ぐための対策とトレーニング後のケア
スクワットは非常に効果的なトレーニングである一方、誤ったやり方やケア不足は怪我のリスクを高めてしまいます。
競輪選手のように高負荷を扱う場合、筋力強化と同じくらい「怪我をしないための準備と回復」が重要です。
まず、トレーニング前には十分なウォームアップを行うことが基本です。
自重スクワットや空バーでの軽い動作を数セット行い、関節や筋肉に刺激を与えることで、急な負荷への対応力を高めます。
また、股関節や足首の可動域を広げる動的ストレッチも有効です。可動域が狭いままスクワットを行うと、代償動作で腰や膝を痛める原因になります。
高重量を扱う際は、リフティングベルトやスクワットシューズの使用も推奨されます。
ベルトは腹圧を高めて腰椎を守り、シューズは踵の安定性を高めてフォームを整えます。
さらに、補助者がいる場合はスポッターとして安全確認をしてもらうことも重要です。
トレーニング後はアイシングやフォームローラーによる筋膜リリースで筋肉の炎症を抑え、静的ストレッチで疲労回復を促進させます。
特に太もも前部(大腿四頭筋)や臀部(大臀筋)は強く負荷がかかるため、重点的にケアしましょう。
こうした対策とケアを怠らず継続することで、トレーニングの質を高めながら長期的なパフォーマンス維持が可能となります。
4.ブルガリアンスクワットの効果と競輪への活用法
ブルガリアンスクワットは、片脚を台に乗せた状態で行う片脚スクワットの一種で、競輪選手にとって非常に有効な補助トレーニングです。
この種目の最大の特徴は、左右の脚を個別に鍛えられる点にあります。
競輪では、ペダリング中に生じる左右の出力差がパフォーマンスに影響を及ぼすため、左右バランスの調整は非常に重要です。
ブルガリアンスクワットでは、主に大腿四頭筋、大臀筋、ハムストリングスといった主要な筋肉に加え、内転筋や体幹、股関節周囲のスタビライザー(安定筋)まで同時に刺激されます。
これにより、股関節の可動域が広がり、ダッシュ時の踏み込みの深さやスムーズな回転力の向上につながります。
また、不安定な体勢で行うことでバランス感覚や足首・膝・股関節の安定性も鍛えられ、怪我の予防にも有効です。
実践的には、自重〜ダンベルやバーベルを使って負荷を調整し、10回×2〜3セットを左右交互に行うのが基本。
高重量のバックスクワットと組み合わせることで、筋力・バランス・柔軟性の3要素を同時に強化することができ、総合的な脚力アップを狙えます。
ブルガリアンスクワットは場所も器具も少なくて済むため、遠征中の補助トレやオフシーズンの補完メニューとしても優秀です。
競輪選手の脚力強化における“隠れた主力トレーニング”と言えるでしょう。
5.おわりに
競輪選手にとって、スクワットは単なる筋トレではなく、「勝つための武器」と言っても過言ではありません。
下半身の筋力強化はもちろん、スタートダッシュの瞬発力、もがきの持久力、そしてペダリングの安定性にまで深く関係しており、その効果は競技力全体に波及します。
正しいフォームでスクワットを行い、トレーニング後のケアを怠らないことは、長期的なパフォーマンス維持と怪我の予防に直結します。
また、ブルガリアンスクワットなどのバリエーションも活用することで、筋力の左右差や柔軟性にもアプローチでき、より実戦的な動きにつなげることができます。
これから競輪を目指す方や競技の裏側に興味のあるファンの方も、スクワットの重要性をぜひ意識してみてください。
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