競輪の再乗とは？落車後に再度乗ってゴールはできる？

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チャリ男

「競輪の再乗とは？」

「競輪は再乗してゴールしても大丈夫なの？」

このように思っていませんか？

そこで、この記事では競輪の再乗について詳しく解説をしていきます。

競輪の再乗について詳しく知りたい人に役立つ記事になっていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

１．競輪の再乗とは？

競輪の再乗とは、レース中に選手が落車した際、自力で立ち上がり、再びレースに復帰して走行を続ける行為を指します。

競輪は基本的にトラック競技であり、落車などのアクシデントがめずらしくありません。

再乗はただの根性論ではなく、選手にとってルール上の意味も大きいものです。

競走成績を確保したい、あるいは失格を避けたいという理由で、少しでも走れる状態であれば再乗を試みるのが一般的です。

競輪では落車後に再乗してゴールすることができます。ここでは、実際のルールをふまえて、競輪の再乗について解説していきます。

競輪のルール上、落車後に再乗しても問題ありません。むしろ、落車後に走行できる場合は、再乗して競走を継続する必要があります。

後述しますが、再乗して走行できる状態で、走行しないのは失格になるとルールで定められています。また、落車後は自力で再乗して、ゴールまで走行する必要があるのです。

”選手は、前条の場合を除き、競走中いかなる事故があっても、他人の援助を受けることなく、落車した場合は直ちに乗車し、常に乗車したまま競走を継続しなければならない。

競輪において選手が落車した場合、選手の状態が確認されます。ここで重要なのが「意思の確認」です。選手が再乗するかどうかは、本人が再び競走を続行する意思があるかにかかっています。

選手が倒れたまま動けない、もしくは意思表示ができないような状態であれば、当然ながら競走続行は不可能となります。

一方で、明らかにケガが軽度であり、再乗可能な状況であるにもかかわらず、本人が競走を放棄した場合には失格となるケースも存在します。

また、救護する前に再乗するかどうかの問答が3回あり、意志が確認されます。ここで再乗できない場合は、競争の妨害にならない場所に退避させられます。

”救護する前に「乗るか」を３度問いただし、再乗の意志の有無を確認する。この場合、再乗する選手には手は触れないように注意し、再乗できない選手には他の選手の競走の妨害にならないよう速やかに内圏線の内側その他安全な場所に退避させる。

選手が決勝線から30メートル以内の地点で落車した場合、再乗せずに歩いてもゴールが可能なルールが定められています。決勝戦から30メートル以内の落車の場合、自転車を押したままゴールする選手がいるのはこのためです。

競輪では接戦が多く、ゴール前での混戦中に落車が起こることもありますが、ゴール直前であれば再乗しなくても問題はありません。自転車に乗って走行することは難しくても、自転車をおしてゴールする事は可能な場合があります。決勝戦の30m以内に限り適用されるルールになります。

”決勝線に到達する前方30メートル以内において乗車して競走を継続することが不可能となり、又は不利となったときは、他人の援助を受けることなく、自転車を携え、えい行し、又は転がして競走を完了することができる。

競輪では、落車しても再乗できる状態であると判断されたにもかかわらず、選手が競走の継続を放棄した場合には失格となるルールがあります。

走行可能な選手が一方的にレースを中断することは許されません。たとえ軽微なケガであっても、競走継続の意思が見られなかった場合は、運営側が「意図的な競走放棄」と見なすこともあります。

失格になると、そのレースでの賞金や着順はもちろん、競走得点の下落、斡旋停止処分など、さまざまな不利益が生じる可能性があるため、選手にとっては非常に重い判断になります。

”本規定に抵触し「失格」となる基準自転車に故障を生じ又は身体が負傷して競走の続行が不可能な状態となった場合を除き、競走を完了しない場合

競輪の再乗とはレース中に選手が落車した際に、自力で立ち上がり、再びレースに復帰して走行を続けることです。

落車後に走行可能な場合は、再乗して競争に戻る必要があります。

もし、走行可能なのに諦めてしまうと、失格になってしまいます。再乗の仕組みを知って、競輪をより楽しみましょう。

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