競輪にもマーチンゲール法は通用するのか!競輪に当てはめて検討してみる

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バカラやブラックジャック、ルーレットなど、世界にはいろいろなギャンブルが存在しています。

特にカジノの世界では、必勝法といわれる「勝利の方程式」とも言えるようなマネーシステムがあります。

多くのマネーシステムがあるなかで、今回はマーチンゲール法に注目。

そして、公営ギャンブルとして楽しまれている競輪に関して、マーチンゲール法が通用するのか検討していきます。

 

1.そもそもマーチンゲール法って?ギャンブル界で有名なマネーシステム

「マーチンゲール法」というのは、主にカジノで用いられる賭け方で、理論上は負けなしの賭け方とされています。

その方法は簡単で、「1ゲーム目で負けたら負けた額の2倍を2ゲーム目で賭け、2ゲーム目で負けたら2ゲーム目で負けた額の2倍を賭け…」というように、勝つまで倍々で賭けていくというもの。

どれだけ連敗していても、倍々に賭けていくなかで1度でも勝つことができれば、収支がプラスに転じるのが大きなメリット

「負けたら倍額」という分かりやすい方法なので、ギャンブルの初心者が手に取りやすいというのも、大きな魅力ですよね。

しかし、勝つまで倍々で賭けていくので、賭け金がどんどん跳ね上がっていくというのが大きなデメリットです。

資金に余裕がない場合や、回数をかける余裕がない場合には、あまりオススメできる方法ではありません。

数字を使った分かりやすい例など、具体的な解説は以下の記事で行っております↓

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2.【前提】本来、競輪はマーチンゲール法に適したギャンブルではない

負けたら倍額を賭け、2回目も負けたら3回目は2回目で賭けた倍の額を賭け…、倍々で賭けることで、1度でも勝てば収支がプラスになるのが、マーチンゲール法です。

しかし、この方法には相性の良し悪しがあり、相性の良いギャンブルと悪いギャンブルがあります。

基本的には、「勝率50%、配当2倍」のギャンブルと相性が良いとされています。

カジノでは、バカラやブラックジャック、ルーレットの赤黒や奇数偶数が、その条件を満たすギャンブルになりますね。

今回検討を使用としている競輪では、この「勝率50%、配当2倍」という条件を満たすことが難しいので、競輪がマーチンゲール法に適したギャンブルであるとは言えませんね。

しかし、できる限り鉄板のレースを選び、配当が2倍周辺の賭け方をすれば、マーチンゲール法が使えないことはありません。

 

 

3.競輪ですべてのレースにマーチンゲール法を使うと、1日でいくらかかる?

さて、それでは実際に競輪でマーチンゲール法を使うと、どれくらいの資金が必要なのか、見てみましょう。

1日に12レース賭けられると仮定して、12レース目まで倍々で賭けた場合にどれくらい資金がかかるのか、累計でどれくらいの金額を賭けることになるのか、表にまとめてみます。

レース数そのレースでの賭け金累計での賭け金
100円100円
200円300円
400円700円
800円1500円
1600円3100円
3200円6300円
6400円12700円
12800円25500円
25600円51100円
1051200円102300円
11102400円204700円
12204800円409500円

以上が計算の結果です。

もしも1レース目に100円から賭けはじめ、12レース目まで的中がなかった場合には、40万円以上のマイナスになってしまう計算になりました。

そして、12レース目で的中させることができた場合、2.0倍のオッズがついていたと仮定すると、「204800円×2=409600円」となり、総投資の409500円を差し引くと、100円のプラスとなります。

「それまでのマイナスを帳消しにできる」ということで言えば大きな逆転劇かもしれませんが、20万円以上の投資のもと、利益は100円だけなので、あまりにも割に合わないギャンブルですよね。

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4.マーチンゲール法を使って競輪で勝つには、どんな対策ができる?

競輪には不向きなマーチンゲール法ですが、活用の仕方によっては有利に勝負することができるようになるでしょう。

どのような対策を講じればよいのか、ポイントを確認していきましょう。

「開催されるすべてのレースに賭けるのではなく、鉄板レースを選ぶ」

自信をもって勝負できるレース、いわゆる「鉄板レース」のみを選び、確実性を高めたうえで勝負をするようにしましょう。

そして、2車単2車複など、できる限りオッズが2倍に近く、的中の確率が高いと思われる賭け式を選ぶようにすると、より効率の良い勝負ができるはずです。

 

「当てたら、粘らずにやめる」

見事的中することができたら、速やかに切り上げましょう。

どれだけ連敗をしていても、1度的中させればプラスに転じるのがメリットなので、そのメリットを得ることができたら、すぐに切り上げて決着をつけることをオススメします。

 

「投資額の上限を決めておく(損切りのラインを決めておく)」

最初は100円を賭けていたとしても、そこから倍々で12レース目まで連敗していた場合、賭け金は20万円を超えています。

そのため、「5レース目まで勝てなかったら、深追いはせずにまた100円から始めよう」など、損切りのラインを決めておくことが大切です。

また、1日に投資する金額に上限を決めておくことも必要でしょう。

 

 

5.競輪でもマーチンゲール法は通用するのか→オススメはしない【まとめ】

勝つまで(的中するまで)賭け金を倍々で増やしていくと、1度でも勝った(的中した)ときには収支がプラスに転じるというのが、マーチンゲール法と呼ばれる賭け方。

ブラックジャックやバカラといった、勝率50%で配当2倍のギャンブルと相性が良い賭け方です。

しかし、鉄板レースを選び、できる限りオッズが2倍に近い買い方をすることで、競輪でもマーチンゲール法を活用することが可能です。

損切りのラインや1日の投資額を決めておくなど、ある一定のやめどきを決めておくことで、大きな損失がなく競輪を楽しめるでしょう。

 

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