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自転車を使用してスピードを競い合う競輪ですが、鍛え上げられた競輪選手がママチャリを使用しても、スピードはあまり出ないと言われています。
競技用自転車なら時速70kmを超える競輪選手がママチャリだとどれくらいの速度を出せるのか気になりませんか?
この記事では、
- 競輪選手はママチャリでどれくらいの速度を出せる?
- ママチャリと競技用自転車の違いは?スピードが出る理由を紹介!
について、ご紹介します。
競輪選手がママチャリで出せる速度は40~45km程度と言われています。
1.競輪選手はママチャリでどれくらいの速度を出せる?
競輪選手がママチャリに乗って出せる速度は40kmから45kmくらいで、ママチャリの構造的にも45kmくらいが最大速度と言われています。
ママチャリは安定性やどんな人でも簡単に乗れるようにという部分に重点が置かれているため、速度はあまり出ないようになっています。
どんな人でも乗れるように設計されているママチャリは、競輪選手であっても出せる速度は40kmから45kmが限度です。
鍛えられている競輪選手でも、速度を出すことに特化していないママチャリで速度を出すことは難しくなっています。
2.ママチャリと競技用自転車の違いは?スピードが出る理由を紹介!
ママチャリと競技用自転車の違いやスピードが出る理由について、次の通りご紹介します。
- 競輪用自転車はオーダーメイドで作られている
- 競輪用自転車はブレーキがない
- 競輪用自転車の重さはママチャリの約半分
- ハンドルの形が違う
- 競輪用自転車はシューズがペダルにはめられる
- 競輪用自転車はタイヤが細い
・競輪用自転車はオーダーメイドで作られている
競輪に出場する自転車には様々な規定がありますが、規定の中で選手たちは自分が最大限の力を出せる自転車を探るため、すべてオーダーメイドで作成します。
選手によって体格が異なるほか、力を入れやすい位置や好み、戦略に合わせた調整など、同じ自転車でも細部が異なります。
また、選手の成長によっても細部を変更する必要があるため、選手それぞれに合った調整が必要です。
同じ形をした自転車でも、選手それぞれに合わせた設計となっています。
・競輪用自転車はブレーキがない
競輪用の自転車にはブレーキがなく、理由はそもそもブレーキが必要ないことや、自転車の軽量化、タイヤとペダルが直結していることなどが挙げられます。
また、高速で走る競輪で、一部の選手が急ブレーキを掛けてしまうと後続の選手へぶつかる危険性もあるため、ブレーキはありません。
ブレーキのない自転車が走れるのは競輪場内ではありますが、競技にのみ使用するため問題はなく、ブレーキ分の軽量化が可能となります。
少しでも軽量化することで速度が上がるため、競技自転車にブレーキは付いていません。
・競輪用自転車の重さはママチャリの約半分
自転車の重さが速度に直結する競輪では、構造の単純化や最低限の機能に留めることで、重量をママチャリのおよそ半分にまで落としています。
重量を落とすことで速度が上がり、勝負では大きく有利な状態で戦うことができます。
競輪の自転車に使用されている部品の多くも軽量化が意識されていますが、ある程度の耐久性も必要です。
使用する自転車の重量が速度に影響するため、競輪の自転車は軽量化が求められ、同時に耐久性も考慮されて作成されています。
・ハンドルの形が違う
競輪にて使用される自転車のハンドルは、最もペダルに足の力が伝わりやすい形になっています。
速度が出る競輪では足の力が伝わるよう、前傾姿勢でレースが行われます。
前傾姿勢で行われるレースにおいて、ハンドルの形は勝敗を大きく左右することから、ハンドルにこだわる選手も多いです。
いかに効率よく足の力をペダルへ伝えるかが重要であるため、選手は様々なハンドルの形を試します。
・競輪用自転車はシューズがペダルにはめられる
競輪自転車のペダルには、選手の足をはめられる出っ張りがあります。
選手は出っ張りに足をかけてペダルを漕ぐことで、足の力を十分に使用することができます。
出っ張りはささやかなものですが、選手にとっては速度に大きく影響する部分です。
ペダルに足を掛ける出っ張りにより、選手は力を十分には発揮できます。
・競輪用自転車はタイヤが細い
競輪の自転車には細いタイヤが使用されており、これは地面との接触面積を抑えて速度を出すためです。
地面との接触面積が多いと速度を出すことは難しく、速度を出すために細いタイヤを使用します。
タイヤが細いと安定感が減りますが、摩擦が少なければ早く走ることが可能です。
細いタイヤを使用することで速度が上がり、勝つ可能性も上がります。
3.競輪選手がママチャリで出せる速度は?競技用自転車との違いも紹介!まとめ
競輪選手がママチャリで出せる速度や競技用自転車との違いについて、ご紹介しました。
- ママチャリを競輪選手が漕ぐと40kmくらい出る
- 競技用自転車はフレームからタイヤまで、オーダーメイドで作成される
競輪選手がママチャリに乗っても、スピードは40kmくらいが上限です。
対して、速度を出すことに特化している競輪自転車は、70kmくらいのスピードを出せます。
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