競輪で外並走の定義について気になりますよね。
競輪で外並走の定義について知っておけば、レースへの影響を把握しながら予想することができます。
今回は競輪で外並走の定義は?レースに影響がある?を紹介していきます。この記事を読めば、競輪で外並走の定義について知れること間違いなしですよ。
目次
1.競輪で外並走の定義は?
まず競輪で外並走の定義について紹介していきます。
・競輪で外並走とは?
競輪における外並走とは、文字通り「外側に位置して他の選手と並んで走行すること」を指す競輪用語です。
単純に横に並んで走る行為そのものを指す場合もありますが、競輪のルールにおいては、特に「外帯線内進入の禁止」というルールに関連して重要な意味を持ちます。
・外並走の具体的な状況
競輪のトラックには、内側から内圏線(ナイケンセン)、そしてその外側に引かれた外帯線(ガイタイセン)という2本の白い線があります。選手はこの内圏線と外帯線の間のコースを走行することが基本です。
外並走という言葉が問題となるのは、この外帯線の外側を走行している選手が、外帯線の内側(内圏線との間)を走行している選手と並んで、その外帯線の内側に入り込む、あるいは他の選手を外帯線の内側に入らせる、という状況です。
・「外帯線内進入の禁止」と外並走
競輪の競技規則第13条「外帯線内進入の禁止」では、「選手は、内圏線と外帯線の間を走行する選手と並走する場合は、外帯線の内側に入り、又は他の選手を外帯線の内側に入らせてはならない。」と定められています。
このルールが適用される場面で、外側に位置していた選手が外帯線の内側に入り込み、並走する選手を危険にさらしたり、進路を著しく狭めたりするような行為が、「外並走による走行妨害」と見なされ、失格の対象となることがあります。

つまり、単に外側を並走すること自体は問題ありませんが、その際に不適切な形で内側へ進路をとり、他の選手に悪影響を及ぼした場合に、外並走が失格の対象となります。
2.外並走はレースに影響がある?
外並走はレースに影響があるかどうかについて紹介していきます。
・体力的な消耗
まず、外並走は選手にとって非常に体力的な消耗が大きい戦法です。
競輪のバンクは傾斜(カント)があるため、外側を走る選手は常に内側にいる選手よりも長い距離を走ることになります。また、コーナーでは遠心力に逆らって走行する必要があるため、より多くのパワーが求められます。
例えば、内側の選手と同じ速度で並走し続けるためには、外側の選手はそれ以上の出力を維持しなければなりません。これが最終周回のスパート時などに、内側の選手との差を生む要因となることがあります。
特に、333mといった周長が短いバンクでは、コーナーのカーブがきつく、外並走の負担はさらに増します。
・進路の制約と位置取りの不利
外並走を強いられる選手は、進路が限定され、効果的な位置取りが難しくなります。内側に選手がいるため、内側へのコース変更ができないだけでなく、他の選手に包み込まれる形になると、さらに動きが取りにくくなります。
特に、最終周回に向けての攻防では、好位置にいることが勝利に直結します。
外並走の状態では、内側の選手に比べて先に仕掛けることが難しくなったり、他の選手にブロックされやすくなったりするリスクが高まります。これにより、本来得意とする戦法を発揮できないケースも少なくありません。
・戦術の読みと駆け引き
外並走は、選手間の戦術的な読み合いや駆け引きに大きく影響します。
外並走を仕掛ける側は、相手の脚を削り、有利な展開に持ち込みたい意図があります。
一方、外並走を受けている側は、いかに体力を温存しつつ、外並走を解消して有利な位置を確保するかが問われます。

これらの判断が、レース全体の流れを大きく左右することになります。
3.まとめ
今回は競輪で外並走の定義は?レースに影響がある?を紹介してきました。
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