競輪の審判員はどんな仕事なのか気になりますよね。
競輪の審判員はどんな仕事なのかについて知っておけば、レースや車券への影響を把握しつつ車券を予想することができます。
今回は競輪の審判員はどんな仕事なの?レースや車券に影響はある?を紹介していきます。この記事を読めば、競輪の審判員はどんな仕事なのかについて知れること間違いなしですよ。
目次
1.競輪の審判員はどんな仕事なの?
まず競輪の審判員はどんな仕事なのかについて紹介していきます。
・レースの監視とルール違反の判定
競輪は時速70km近いスピードで選手たちが激しく競い合うため、ルール違反が発生しやすい競技です。
審判員はレース中、選手の走行を隅々まで監視し、進路妨害や押し上げといった危険な行為や、定められたルールに反する走行がないかを厳しくチェックします。
特に、ゴール前で選手が激しく位置を争う場面では、わずかな動きが大きな反則につながることがあります。審判員は複数の角度から撮影された映像を分析し、正確な判定を下すことが求められます。
違反行為が見つかった場合は、その場で「失格」の判定を下し、競走から除外する権限を持っています。
・着順の判定と記録
レースがゴールに達した瞬間、どの選手が何着でゴールしたかを正確に判定するのも審判員の重要な仕事です。競輪では、わずか数センチの差で着順が決まることも珍しくありません。
そのため、審判員は「フォトフィニッシュ」と呼ばれる高精細な映像をミリ秒単位で確認し、肉眼では判別できないほどの僅差の勝負も正確に見極めます。この判定が車券の配当にも直接影響するため、少しのミスも許されない、非常に緻密な作業となります。
・レース運営全般にわたる業務
審判員の仕事は、レース中の監視だけではありません。
レース前には、選手の体調や自転車の状態が競技規則に適合しているかを確認する検車業務も行います。
また、選手紹介から発走の合図、レース中の周回数の確認、そして最終的なレース結果の確定まで、レースの進行全体を管理しています。
これらの業務を複数の審判員が分担して行っており、それぞれが責任を持って自分の持ち場を遂行することで、一つのレースが円滑に運営されています。
・審判員になるには
競輪の審判員は、「公益財団法人JKA」が実施する「競輪審判員資格検定」に合格し、登録された人だけがなることができます。この試験は年に1回程度実施されており、受験資格として年齢制限などが設けられています。
試験では、競輪に関する法規や自転車の構造、さらに公正な審判に必要な知識と技能、人物(口頭試問)など、多岐にわたる項目が問われます。
合格後は審判員として登録され、全国各地の競輪場で開催されるレースで活躍することになります。
2.レースや車券に影響はある?
レースや車券に影響はあるかについて紹介していきます。
・審判員の判断がレースに影響を与える場面
選手がルール違反(斜行、押圧、外帯線突破など)を犯した場合、審判員は失格や降着の処分を下します。
失格になると、その選手の着順は認められず、車券も無効となります。降着は着順を下げられる処分です。
転倒などで落車した選手がレースに復帰する際、審判員は再入を許可するか判断します。再入が認められた場合でも、選手の着順には影響しないことがほとんどです。
スタートのやり直しやレース中のトラブル(自転車の故障など)が発生した場合、審判員の判断で再競走になることがあります。再競走になると、車券はすべて払い戻しとなります。
・車券への影響
審判員の判断は、最終的に車券の結果に影響を与えます。
例えば、有力選手が失格になった場合、失格選手が絡む車券は不的中となり、払い戻しは行われません。そのため、審判員の判断は、車券を購入したファンにとって、非常に重要な情報となります。
しかし、審判員が「この選手に失格になってもらおう」と意図的に判断することはありません。公正なルールに基づいて判断を下した結果として、車券に影響が出ることはあります。
3.まとめ
今回は競輪の審判員はどんな仕事なの?レースや車券に影響はある?を紹介してきました。
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