競輪の「バック回数」とは?意味・重要性・予想への活かし方をわかりやすく解説

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はじめに

競輪の選手データを見ていると、しばしば目にする「バック回数」という項目。

「これって何の意味があるの?」「回数が多いと強いの?」と疑問に感じたことがある方も多いのではないでしょうか。

バック回数とは、レース中に選手が“主導権を取った回数”を示す一つの指標です。数字が多ければ多いほど、前で勝負を仕掛ける積極的なタイプであることを示しています。

しかし実際には、バック回数が多ければ必ずしも勝てるとは限らず、レース展開や脚質、バンク特性との兼ね合いも重要です。

本記事では、競輪初心者にもわかりやすく「バック回数とは何か」を解説しながら、それをどのようにレース予想に活かせるのかを具体的にご紹介します。

 

1.バック回数とは?競輪での意味と計測ポイント

競輪における「バック回数」とは、レース中にその選手がバックストレッチ(第2コーナー〜第3コーナーの直線)を先頭で通過した回数を指します。

具体的には、残り1周のホームストレッチ後、最後の1周のバック地点で先頭だったかどうかを判定し、1回としてカウントします。

この数値は、単にスピードが速かったというより、その選手がレースの主導権を握ったことの証明となります。

先行タイプの選手や、逃げ切りを狙う地脚型の選手はこの回数が多くなりやすく、後方待機からまくるタイプの選手は少なめになる傾向があります。

バック回数は、競輪新聞や公式サイトの選手プロフィールに記載されており、「この選手は自分から仕掛けるタイプなのか?」を知るうえで重要な指標です。

レースを積極的に動かす選手は、展開の読みや車券の組み立てにも大きく影響を与える存在となるため、見逃せないデータといえるでしょう。

 

 

2.バック回数が多い選手の特徴

バック回数が多い選手には、ある共通した特徴があります。

それはズバリ、自力型で先行主体のレースを得意とする選手であるということです。

先行選手は、自ら風を切ってレースをリードし、他選手に主導権を渡さない走りを目指します。その結果として、自然とバック回数が増えていきます。

こうした選手は、いわゆる「地脚型」と呼ばれるタイプに多く、瞬発力よりも持久力で勝負する傾向があります。

長く踏んで粘ることができるため、逃げ切りを狙ったレース展開が多く、バック通過時点での先頭が多くなるのです。

また、競輪界には「バック回数王」と呼ばれるような選手もおり、1年を通じて圧倒的に多くのバック回数を記録する選手は、レースの主導権を握る存在として注目されます。

ただし、バック回数が多いからといって常に勝てるとは限りません。

重要なのは、その選手のバック回数がどんな脚質・戦法と結びついているかを見極めることなのです。

 

 

3.バック回数と勝率の関係性とは?

「バック回数が多い選手は強いのか?」という疑問を抱く方は多いと思います。

確かにバック回数は、レースの主導権を握る力を表す指標ですが、イコール“勝率が高い”とは限らないのが競輪の奥深さです。

バック回数が多い選手は、先行逃げ切りのスタイルが多いため、レースを動かす場面は多いですが、その分、後方からのまくりや差しに対して不利な展開にもなりやすいです。

特にゴール前での直線が長いバンクでは、最後に差されるリスクも大きくなります。

また、バック回数は「勝ちパターン」だけでなく「負けパターン」にも含まれているため、レースで苦し紛れに逃げた回数もカウントされてしまうという側面もあります。

つまり、「仕掛けたけれど失速した」という展開も、数字には反映されるのです。

したがって、バック回数を見る際には、その選手がどんな戦法を得意とし、どのような展開で結果を出しているのかを併せて確認することが重要です。

単純な回数だけでなく、質と結果のバランスを見るのが予想のコツです。

 

 

4.予想にどう活かす?バック回数を読み解くコツ

バック回数を競輪予想に活かすには、単に「数字の多さ」だけを見るのではなく、他の要素と組み合わせて立体的に分析することが大切です。

まず注目したいのは、バック回数と選手の脚質の関係です。地脚型や先行型であれば、バック回数が多くなるのは自然な傾向ですが、逆に追い込み型の選手で回数が多ければ、「一時的な主導権取り」だった可能性も考えられます。

また、バンクの特性も見逃せません。直線が短くカント(傾斜)がきついバンクでは、先行有利な傾向が強くなり、バック回数が多い選手が押し切れる可能性が高まります。

逆に、直線が長いバンクでは、バックを取ってもゴール前で差される展開が多いため、慎重な評価が必要です。

さらに、ライン構成や番手選手の力量もポイントです。バックを取る選手に強力な番手がついていれば、ラインでの決着が狙える展開になる可能性が高くなります。

このように、バック回数は「攻めの姿勢」を数値で表した貴重なデータ。展開予想の材料として活用すれば、より精度の高い車券戦略が立てられるでしょう。

 

 

5.おわりに

競輪における「バック回数」は、ただの数字ではなく、選手の戦法や展開力を読み解くヒントとなる重要なデータです。

先行タイプなのか、まくりが得意なのか、どれだけ積極的にレースを動かすのか―そうした情報が、たった一つの指標から見えてくることもあります。

もちろん、バック回数だけでレースを予想するのは難しいですが、脚質・バンク特性・ライン構成などと組み合わせることで、より実践的な予想につなげることができます。

「どの選手がバックを取りやすいのか?」「今どきのレース展開では誰が有利か?」―そんな視点を持つだけでも、競輪の楽しみ方はグッと深まります。

もっと詳しく選手データや展開の読み方を学びたい方は、ハッチャン競輪をぜひチェックしてみてください。

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