競輪選手が背負うプレッシャーとは?代謝制度によるクビのリスクなど重圧の正体を紹介!

 

スポーツ選手は大なり小なり様々なプレッシャーはあると思います。

競輪選手も例外では無く様々なプレッシャーと戦いながら日々、競技生活を送っていますが、競輪界特有のものから引き起こされるプレッシャーもあります。

この記事では

  • なぜ競輪選手は強いプレッシャーを感じるのか?
  • トップ選手に学ぶ!重圧との向き合い方3選

について解説していきます。

結論として競輪選手には代謝制度という、成績を残せないと強制的に引退となる制度があり、選手のプレッシャーの一因となっています。

 

1.なぜ競輪選手は強いプレッシャーを感じるのか?

上記にも記載しましたが競輪選手は様々なプレッシャーと向き合いながら競技生活を送っています。

競輪選手が感じているプレッシャーについて説明していきます。

・成績が収入に直結する

競輪選手の収入はレースの賞金、レースに出走すると支給される出走手当が主となっています。

特にレースの賞金は順位はもちろん大事ですが、出場するレースのグレードも大切となります。

競輪選手には階級があり、階級によって出場することが出来るレースのグレードも変わります。

S級S斑の選手の年収は1億円と言われていますがA級3斑の選手は600万円と格差があります。

このことからも成績次第では競輪選手としての収入に直結することになります。

 

・代謝制度による登録抹消のリスク

競輪には代謝制度というものが存在します。

簡単にいうと強制的に引退となる制度であり毎年何人もの選手が代謝制度により引退しています。

そのため、予選敗退など結果が残せない状態が続くと代謝対象となります。

競輪選手は、成績が悪いとクビになるプレッシャーと戦っているのです。

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・年齢による体力のピークとの戦い

競輪というスポーツである以上、体力の衰えが成績の低下にも直結します。

競輪選手の引退年齢は40代前半と言われており、世間一般としてフィジカルの衰えが出てくる年齢でもあります。

競輪選手は年齢による体力の衰えと常に向き合いながら戦っているのです。

しかしながら40代でG1レースを制する選手も過去にはいることから40代からが落ち目になるとも限らないのが競輪というスポーツの面白さと言えます。

 

・ライン内の役割責任

競輪は基本的にラインの戦術が勝敗に直結します。

ラインは先頭に立って風よけになる「先行1番手を風よけに利用しながら体力を温存し終盤で畳かける「番手他ラインからインコースを周回されるのを防ぐ「3番手などの役割で構成されています。

それぞれの番手選手には役割があり、その役割を遂行することで結果がついてくるので責任は重大です。

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・観客からの期待

競輪選手は観客からの期待を背負っています。

また、競輪と切っても切れないものがヤジです。

レースで不甲斐ない走りを見せるとヤジが飛んできます

中には聞くに堪えない罵倒まで飛んできます。

競輪選手は観客からの期待とも上手く付き合わなければなりません。

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2.トップ選手に学ぶ!重圧との向き合い方3選

上記のように競輪選手には様々なプレッシャーが付きまといます。

しかしながらトップ選手はそのプレッシャーと日々向き合いながら高い次元で勝負をしています。

トップ選手の重圧との向き合い方について以下のように説明します。

  • マインドフルネス思考
  • リフレーミング思考
  • 自分の軸を持つ

・マインドフルネス思考

マインドフルネス思考とは現在の瞬間に意識を向け、過去や未来に思考を巡らせないようにするメンタルテクニックです。

もっと簡単に言うと今この瞬間にだけ意識を向けて集中力を高めるということです。

トップになればなるほど、周囲からの期待も高まり、勝ち負けに対する意識も高まることから雑念が入りやすい状況とも言えます。

チャリ男
チャリ男
ある選手のインタビューでは勝ち負けにこだわり過ぎず、自身が納得できる走りをすることでプレッシャーを乗り越えたと語っていたよ。

トップ選手は、マインドフルネス思考でレースに集中することで、プレッシャーを乗り越えているようです。

 

・リフレーミング思考

リフレーミング思考とは物事の見方や枠組みを意図的に変えて異なる視点から捉えなおすことで新しい意味や価値観を見出す心理的な手法とされています。

簡単にいうと柔軟に物の見方を変えながら新しい発見をしていくということです。

どのスポーツ選手にも言えることですが、長年同じトレーニングをしながら成績を収めているとそのトレーニングがルーティンとなり変えにくくなってしまいます。

しかし、結果が出なくなったときだからこそ敢えて思いっきり変えることで再起した選手もたくさんいます。

 

・自分の軸を持つ

強いプレッシャーがかかる状況下では、自身の軸がブレてしまうことがあります。

そのような精神状態ではやはり集中しきれるはずもなく良い成績は残せません。

自分の得意な戦術や集中するためのルーティンなど、強い選手は自分の軸を持っていることが多いです。

 

 

3.競輪選手が背負うプレッシャーとは?代謝制度によるクビのリスクなど重圧の正体を紹介!まとめ

競輪選手のプレッシャーについて解説しました。

  • 競輪選手は様々な要素から発生するプレッシャーと戦いながらレースを戦っている。
  • マインドフルネス思考やリフレーミング思考などを取り入れてプレッシャーと戦っている選手もいる。

競輪選手は自身に賭けてくれた観客の期待を背負ってレースで戦っています。

強いプレッシャーを乗り越えるために、心理学やルーティンなどを取り入れている選手も多いです。

 

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