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競輪とロードバイクの違いはどこにあるのか気になりますよね。
競輪とロードバイクの違いを知っておけば、競輪を新たな視点で楽しむことができます。
今回は競輪とロードバイクの違いはどこにある?を紹介します。
この記事を読めば競輪とロードバイクの違いについて知れること間違いなしですよ。
1.競輪とロードバイクの違いはどこにある?
まずは競輪とロードバイクの違いについて紹介していきます。
・ロードバイクの特徴
ロードバイクは「舗装してある道での高速走行」を目的として作られた自転車です。
「ロードレーサー」とも呼ばれ、長距離を速く走ることを最優先して設計されています。
ロードバイクは走行に不要な部品は基本的に装備しておらず、スタンドさえついていないので、街中で駐車するにも停める場所を選びます。
タイヤは地面との抵抗を少しでも減らすために、幅がとても狭く、溝も浅く少ないタイヤを使っています。自転車のフレームも軽量化が図られています。なぜなら、ロードバイクの車体が軽いほど、スピードを出すことに必要な労力が減るからです。
素材には軽量なカーボンやアルミが使用され、重さは大体10kg前後です。軽いものだと4.5kgを下回るロードバイクもあります。ロードバイクが出せる速度は大体30km/h程度から、プロの大会などでは100km/h以上出ることもあります。
・競輪用自転車の特徴
競輪用自転車はレーサーとも呼ばれ、スピードの追求だけでなく、それぞれの選手に合うように全てのパーツがチューニングされており、オーダーメイドとなっています。
フレームは「ビルダー」と呼ばれる職人の手によってひとつひとつ手作りされています。。
男子は上鉄フレームを使用しますが、女子はカーボン製フレームを使用します。
競輪用自転車にはブレーキがついておらず、後輪ギヤが固定されていて、ペダルが空回りしないのが特徴です。スピードに乗った状態でペダルから足を離すと、競輪用自転車の場合はタイヤが止まるまでペダルも回転し続けます。この特性を使えば足の力だけでスピードをコントロールできます。ただし、急ブレーキは不可能なので、徐々に減速して止まります。
2.競輪とロードバイクの違いを比較してみました!
次は競輪とロードバイクの違いを比較しました。
・距離
競輪はバンクと言われるトラックの中を約2キロの短距離を走ります。ロードレースは200キロ前後の長距離を走ります。
・使う筋肉
競輪は主に太ももの前側の筋肉を、ロードレースではハムストリングと呼ばれる後側の筋肉を使います。競輪選手は足が太くて女性のウエストほどあり、ロードレーサーはカモシカのような足をしています。
・競技人数
競輪は個人なのですが1レース9人で走る中でレース序盤は「ライン」と言われる選手の出身地が近い選手同士が並んで走ってたりします。ロードレースはレースによってチームの人数が多少変わりますが、ツールドフランスの場合1チーム8人で走ります。
・車券の有無
競輪は車券を買い「賭け」られますが、ロードレースは賞金や商品が出ても第三者がお金を賭けることはできません。
・プロのなりやすさ
ロードレースは長距離種目なのでマラソン選手的な能力が必要で、競輪は短距離種目なので陸上競技でいえば短距離走の選手の様な肉体が必要になるため、なりやすさは人それぞれです。
・プロの収入
競輪のトップ選手の年収は数億円と言われていますが、ロードレースの世界的なトップクラスの選手の年収(年俸+副収入)は10億円を超えるともいわれており、ロードレースのプロ選手の方が稼げます。
・プロ選手の人数
ロードレースのプロ選手(プロコンチネンタルチーム以上に所属する選手)は、世界に1,000人弱しかいないのに対し、競輪選手は日本国内だけで約2,500人も登録しています。
・選手の寿命
競輪の場合、一定の成績を残していれば年齢制限がないため、40歳代や50歳代になっても一線級で活躍し続ける選手が存在します。近年では、三ツ井勉が64歳まで現役を続けた例もあるくらいです。ロードレースでは、30歳前後がキャリアのピークと言われ、40歳まで第一線で活躍するとなるとレジェンドとなります。日本のレースでトップレベルで走る40歳代の選手は少ないです。
3.まとめ
今回は競輪とロードバイクの違いはどこにある?を紹介してきました。
ロードバイクは「舗装してある道での高速走行」を目的として作られた自転車で、自転車のフレームさえも軽量化が図られるほど軽いです。一方で、競輪用自転車はレーサーとも呼ばれ、スピードが追求されてオーダーメイドとなっています。競輪用自転車にはブレーキがついていないのも特徴です。
他にも、距離、使う筋肉、競技人数、車券の有無、プロのなりやすさ、収入、人数、選手の寿命などは競輪とロードバイクでそれぞれ異なります。
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