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白熱したレースを展開する競輪では、度々選手による名言が生まれています。
生まれている名言は競輪だけでなく、普段の生活でも刺さるような言葉があり、ファンの中で語り継がれている言葉です。
この記事では競輪の名言一覧について紹介します。
普段から継続した努力をしている競輪選手だからこそ生まれる名言は、人々に勇気を与えます。
1.競輪の名言一覧!
競輪選手の名言を一覧にして、ご紹介します。
- 脚が三角に回っちゃった
- 白鳥は悲しからずや
- 仕事は練習、レースは集金
- 自転車に乗れなくても競輪選手に成れる!
- 金よりも先に考えるべきものがある
- 我慢する木に花は咲く
- 反省はしても後悔はしない
- 無駄な練習は無駄にならない
・脚が三角に回っちゃった
「脚が三角に回っちゃった」は、1978年第31回日本選手権競輪の決勝を走り終えた山口国男氏が、レース後に話した言葉です。
当時調子の良かった山口国男氏は出場したレースにて2番手についていたものの、そのまま2着でゴールしています。
その際、山口国男氏は心と体がずれてしまったことを、脚が三角に回るという表現をしました。
珍しい表現でしたが、現在でも気持ちと体が乖離するという意味で使われています。
・白鳥は悲しからずや
「白鳥は悲しからずや」は、1963年第16回日本選手権競輪の決勝にて勝利するも、その後失格となった白鳥伸雄氏を指して寺内大吉氏が送った言葉です。
レース自体は1着でゴールした白鳥伸雄氏でしたが、後に内線突破と判定されて失格となっています。
その際、観戦していた寺内大吉氏が「白鳥の歌」をもじって詠みました。
なお、その後も白鳥伸雄氏は日本選手権競輪にて優勝していません。
・仕事は練習、レースは集金
「仕事は練習、レースは集金」は、1979年から2008年まで現役で活躍していた滝澤正光氏の言葉です。
滝澤正光氏は17億5千万円以上の賞金を獲得し、生涯獲得賞金は歴代4位という選手でした。
また、S級レースの年間最多勝利数は64勝と、現在も破られない記録を保有しています。
厳しい練習を行った分だけ結果が付いてくるという、自信からの名言だと言えます。
・自転車に乗れなくても競輪選手に成れる!
「自転車に乗れなくても競輪選手に成れる!」は、1970年ごろ、新聞に掲載された広告のキャッチフレーズです。
キャッチフレーズは多くの競輪選手を集め、特に滝澤正光氏は影響を受けた一人です。
新聞広告をきっかけに競輪選手を目指した滝澤正光氏は、数々の功績を残しています。
他選手も競輪へ興味持つきっかけとなったことから、大きな影響力のあるキャッチフレーズとなりました。
・金よりも先に考えるべきものがある
「金よりも先に考えるべきものがある」は、紫綬褒章を授与した中野浩一氏が話した言葉です。
中野浩一氏は歴代最多となる6回の賞金王に輝くなど、選手として数々の功績を残しています。
一生懸命に打ち込めるものがあることが幸福であり、賞金は後から付いてくるという意味です。
努力して勝ち取ったからこその言葉だと言えます。
・我慢する木に花は咲く
「我慢する木に花は咲く」は、加藤慎平氏が北京オリンピックに出場する永井清史氏へ掛けた言葉です。
似たような言葉は多数あり、辛抱する木に花は咲く、埋れ木に花が咲く、なども同じ意味です。
どの言葉も我慢強く耐え続ければ、いつか光が当たり幸運が訪れるという意味として使われます。
努力を続ける競輪選手にとって、いつかのために努力を怠らないという意味ともとれます。
・反省はしても後悔はしない
「反省はしても後悔はしない」は、2015年まで競輪選手登録されていた児玉広志氏の言葉です。
身長が166cmと小柄ながら、KEIRINグランプリ優勝を含めて数々の功績を残した選手ですが、小柄さをカバーするために自在な戦略をとっていました。
自在な戦略は落車も多く、攻めた戦略から上記の言葉が生まれたと考えられます。
不利な状況でも勝とうとする競輪選手の執念とも言える言葉です。
・無駄な練習は無駄にならない
「無駄な練習は無駄にならない」は、2024年まで選手として活躍していた神山雄一郎氏の言葉です。
神山雄一郎氏は国内競輪のほか、国際大会でも高い成績を残しました。
数々の功績を残し続けていた神山雄一郎氏であっても、努力は怠らないという意味だと言われています。
なお、神山雄一郎氏は2025年4月より、競輪学校所長に就任します。
2.競輪の名言一覧!競輪選手の名言の意味は?まとめ
競輪の名言を一覧にしてご紹介し、競輪選手の名言の意味について解説しました。
競輪選手の名言は努力をしている人たちだからこそ出てくるものがあり、名言が注目される理由でもあります。
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