競輪の“赤いゾーン”とは?役割・ルール・注意点をわかりやすく解説!

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はじめに

競輪を観戦していると、バンクの内側に赤く塗られた部分があることに気づいた方も多いのではないでしょうか。

この赤いエリアは、単なる装飾ではなく「退避路(たいひろ)」という重要な役割を担ったエリアで、通称「赤いゾーン」とも呼ばれています。

実はこの赤いゾーン、選手にとっては絶対に走ってはいけない場所なのです。

本記事では、この赤いゾーンが何のために存在し、どのようなルールで運用されているのか、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

 

1.赤いゾーンとは?退避路との関係

競輪バンクの内側に見られる赤く塗られた部分、これが「赤いゾーン」です。

正式には「退避路」と呼ばれており、主に落車や自転車の故障など、レース中にトラブルが発生した際に、選手が安全に避難できるスペースとして設けられています。

つまり、赤いゾーンと退避路は同じものであり、見た目から通称として「赤いゾーン」と呼ばれているのです。

このゾーンは通常の走行エリアではなく、競技の公平性と安全性を保つために、選手が故意に進入することは禁止されています。

 

 

2.なぜ赤いゾーンが必要なのか?その役割とは

「赤いゾーン(退避路)」は、レース中の落車事故発生時に、選手の安全を確保するために重要な役割を果たします。

高速で走行する選手たちが落車した場合、後続の選手たちが衝突する可能性があり、重大な事故につながる恐れがあります。

しかし、退避路があることで、落車した選手や後続の選手たちが安全に退避することができ、事故の拡大を防ぐことができます。

また、退避路は、レース中のトラブル発生時の対応にも役立ちます。

チャリ男
チャリ男
例えば、自転車の故障やタイヤのパンクなどが発生した場合、選手は退避路に停止して、安全を確保することができるよ。

このように、「赤いゾーン(退避路)」は、選手たちの安全を確保し、レースを円滑に運営するために不可欠な設備です。

過去のレースでは、落車事故が発生した際に、退避路が選手の安全を確保するために重要な役割を果たした事例がいくつか報告されています。

これらの事例は、競輪の安全対策における退避路の重要性を裏付けています。

競輪関係者は、選手たちの安全を確保するために、日々様々な取り組みを行っています。例えば、定期的なバンクの点検や、選手への安全教育の実施などです。

これらの取り組みにより、競輪は安全な公営競技として、多くのファンに親しまれています。

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3.赤いゾーンへの進入は失格?ルールと罰則

競輪では、選手がレース中に赤いゾーンへ故意に進入することは「走路外進入」として重大なルール違反にあたります。

そのため、原則として進入した選手は失格となります。

ただし、接触やバランスを崩した結果として一時的に退避路に入ってしまった場合や、落車を避けるためのやむを得ない進入であれば、審判団の判断によって失格とならないこともあります。

審判はビデオ映像などを用いて、進入の意図や影響を詳細に確認し、競技の公正性を保つ判断を下します

 

 

4.赤いゾーンは戦略に関係ある?選手の走行意識

赤いゾーンは戦略的に使うことはできませんが、選手たちはこのゾーンの存在を常に意識しています。

特に最終コーナーなどで激しい位置取り争いが起きる場面では、インを突きすぎると赤いゾーンに入りかねないため、選手たちはギリギリのコース取りを慎重に行っています。

赤いゾーンに入れば失格のリスクがあるため、選手は自分の走行ラインとバンクの構造を熟知し、無理な追い抜きを避けるなどの判断が求められます。

見えない心理戦の一端として、赤いゾーンの存在は駆け引きにも影響しているのです。

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5.初心者が赤いゾーンを理解するポイント

競輪初心者にとっても、赤いゾーンは比較的わかりやすい要素です。

赤く目立つ色で塗られているため、テレビ中継や現地観戦でも簡単に識別できます。

赤いところには入ってはいけない」という基本ルールさえ知っておけば、競技中の選手の走り方や位置取りがより興味深く見えるでしょう。

さらに、赤いゾーンを避けながらインを攻める選手のテクニックを知ることで、競輪観戦の奥深さが広がります。まずはレースを観ながら、赤いゾーンの存在に注目してみましょう。

 

 

6.おわりに

競輪の赤いゾーン(退避路)は、選手の安全を守ると同時に、公平なレースを維持するための重要な設備です。

一見シンプルに見える赤いエリアも、ルールや戦略に深く関わっていることが分かります。

これから競輪をもっと楽しみたい方は、赤いゾーンの意味や扱いを理解することで、より一層レース観戦が面白くなるはずです。

次回のレースでは、ぜひこの「赤いゾーン」にも注目してみてください。

 

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