競輪選手には労災が認定されない?怪我や病気の場合はどうなる?

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競輪というスポーツの特性上、事故や怪我などのリスクは隣りあわせとなっています。

この記事では

  • 労災とは?
  • 競輪選手は労働者に該当する?
  • 競輪選手が負傷したり病気になった場合は?

について解説します。

結論として競輪選手は労災保険の対象とはなりませんが競輪選手共済の休養給付が支給されます。

 

1.労災とは

労災とは労働災害の略であり、労働者が業務や勤務などで怪我や病気、障害を負ったり死亡したりすることを指します。

労働者やその遺族の生活を守るため、社会保険の一つである「労災保険」が適用され保険給付を受けることが出来ます。

今回の記事における労災とは労災保険にあたり、それらについて以下のように説明していきます。

・労働者が対象

上記でも触れましたが、労災というのは従業員、社員、アルバイトなどが労務に従事したことによって被った負傷、疾病、死亡などが起こり、その際給付される労災保険のことを指します。

労災保険の対象は短時間労働者を含むすべての労働者です。

 

・業務や通勤中に負傷したり病気になった場合に認定される。

労災保険の保険給付は大きく、業務災害通勤災害の2種類に分けられています。

まず業務災害というのは労働者が業務を原因として負ったケガ・病気・障害・死亡することを指します。

例としては工場での作業中に機械を扱った際にケガをしたり社用車での移動中での交通事故、過度な時間外勤務によってうつ病を発症するなどが業務災害にあたります。

通勤災害は文字通り通勤中でのケガや病気を被ることを指します。

家と職場の通勤はもちろんのこと、単身赴任先と帰省先の移動中や就業場所から他の就業場所への移動中も通勤災害にあたります。

 

 

2.競輪選手は労働者に該当する?

労災について説明しましたが、競輪選手は労働者に当たるのでしょうか?

競輪選手が労働者にあたるかどうかは以下の様に説明していきます

・競輪選手は労働者ではないので該当しない

結論からいうと上記の通り、競輪選手は労働者には該当しません

考え方としては自転車競技者はあくまでも競走大会に参加をしている立場です。

また、大会施行者はあくまでも自転車競技者に対して競走の場を提供しているだけの立場となります。

さらに、大会の賞金は競争参加の目的として扱われるものであって賃金の意味合いはありません

これらの考え方により競輪選手は労働者には該当しないという事になっております。

 

・競輪選手の大半は個人事業主

競輪選手及び大抵のスポーツ選手は個人事業主となっています。

つまり会社に属している訳ではなく身一つで働いている立場となります。

そのため確定申告といった税金の処理も自身で行わなければなりません

我々のように会社に属して決められた仕事をこなして賃金を得るといった生活とは違ったものになっています。

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3.競輪選手が負傷したり病気になった場合は?

競輪選手は労働者では無いため労災は適用されません。

もし、レース中の事故により負傷したり病気になった場合はどうなるのでしょうか?

それらについては以下のように説明していきます。

・財団法人競輪選手共済会が行う共済事業の給付金などがある

競輪選手がレース中での事故や病気になった際は財団法人競輪選手共済会から休養給付金が出ます

また選手の収入によって給付金の額も微妙に違い、A級1班であれば1日4000円、B級1、2班であれば1日2500円といった形で支給されます。

競輪選手共済会は選手の福利厚生の増進、処遇の改善などを目的に昭和30年代に設立されています。

 

・労災保険と同様になっている

労災保険にならって負傷した競輪大会を欠場した場合、生計の補助として給付金が支給されます。

また労災保険の休業給付と同様に非課税での給付となっています。

競輪選手は労災の対象にはなりませんが、給付金のように競輪選手にも事故や病気などが起こった際の補償があるのです。

 

 

4.競輪選手には労災が認定されない?怪我や病気の時はどうなる?まとめ

競輪選手と労災との関係について説明しました。

  • 労災というのは労働者が勤務中での事故、病気などを被った際、その対象の生活を補償するための制度。
  • 競輪選手は労働者に該当せず個人事業主として扱われる為労災保険の対象とはならない。
  • レース中の事故を被った際は競輪選手共済会の休養給付金があり、労災保険と似たような補償内容となっている。

競輪選手は常に危険と隣り合わせの職業です。

事故にあってしまい大会に出場出来なくなると収入にも大きく影響してしまいます。

労災の対象にならない競輪選手の生活を補償するためにも、給付金のような制度が必要とされているのです。

 

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