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世の中のギャンブルは楽しい反面、依存性があります。
競輪も例外ではありません。
この記事では
- 競輪中毒とは？
- 競輪中毒になってしまう主な原因は？
- 競輪中毒の主な症状は？
- 競輪中毒にならないためには？
について解説していきます。
結論として競輪中毒に陥るとイライラしやすくなったり平気で嘘をつくようになってしまいます。
１．競輪中毒とは？
ギャンブルにのめり込み、身体面や精神面に悪影響を起こしてしまう状況をギャンブル依存症と言われています。
競輪中毒もギャンブル依存症の1つです。
競輪中毒について以下のように説明します。
・ギャンブル依存症の一つ
競輪中毒とは、競輪に対する過度な関心が生活へ支障をきたしてしまう状況で、ギャンブル依存症の1つとされています。
具体的にはギャンブルで勝った時の興奮を忘れられず、賭ける金額が大きくなってしまったり、ギャンブルを途中で中断するとイライラするといった症状が見られます。
最悪の場合、生活に大きく悪影響を及ぼす可能性があるのが競輪中毒の恐ろしいところです。
・競輪をやっていないと精神が不安定になる
ギャンブル依存症の症状を競輪と掛け合わせたものが競輪中毒となります。
他のギャンブル中毒と同じように、競輪をしていないと精神が不安定になるのが特徴です。
車券を購入する際、金額が大きくなったり、競輪で負けた金を競輪で取り返そうとしたり、さらには競輪を止めようと試みても、イライラしたり落ち着かなくなってしまうなどの症状が出てきます。
２．競輪中毒になってしまう主な原因は？
恐ろしい事態を引き起こす競輪中毒ですが、原因もあります。
競輪中毒に関する原因について以下のように説明します。
・ 幼いころからの競輪体験
ギャンブル依存症の発症リスクを高める危険因子の1つとして、幼少期や青年期のギャンブル体験が挙げられます。
幼い頃の経験は、大人になってからの人格形成に大きく影響を及ぼすためです。
また、幼少期や青年期は社会的な知識や判断力も備わっていない年代のため、よりギャンブルにハマりやすい年代と言えます。
・過去の大勝ち経験
競輪の始めたての頃に大勝ちしてしまうのも競輪中毒の発症リスクの危険因子として挙げられます。
依存症が起こる理由としては脳の仕組みが関係しています。
脳はドーパミンと呼ばれる快楽物質を分泌しており、それらが分泌されることで、喜びや気持ちよさを体感することができます。
ギャンブルを行う時もドーパミンは分泌されますが、ギャンブルの回数が多くなればドーパミンが分泌される回数も多くなり、自然と喜びなどの快楽を感じやすくなります。
しかし喜びを感じやすくなるということは、同時に喜びを感じていない瞬間にも敏感になるので快感を味わうためにまたギャンブルを行います。
これがギャンブル依存症になるプロセスとされています。
つまり、最初に大勝ちしたことにより、ドーパミンが大量に分泌され、快楽に陥ってしまい、後に競輪の常習化に繋がってしまうということです。
・インターネットで車券購入が身近になった
競輪ではオンライン投票にて、競輪場へ行かなくても車券を購入し、投票することが可能です。
オンライン投票を行うことが出来るアプリやサイトがいくつもあることから競輪を行うことに対するハードルが低くなったことも競輪中毒の原因とされています。
また、アプリを悪用すれば未成年でも車券を購入できてしまうため、未成年の競輪中毒も問題視されているのです。
３．競輪中毒の主な症状は？
競輪中毒は心身に多大なる悪影響を及ぼします。
競輪中毒の症状について以下のように説明します。
・ 顔つきや性格が変わってくる
上記でも述べましたが、ギャンブル依存症と脳の仕組みは深く関係しています。
ギャンブル依存症に陥った人の脳は、ドーパミンの過度な分泌の影響により前頭前野と呼ばれる脳の機能が低下します。
前頭前野は思考や感情の制御などの役割を果たしていますが、これらの機能が低下することによってイライラしやすくなったり、正常な判断が出来なくなったりします。
そのため常にイライラした状態が続くと表情も険しくなり目つきも鋭くなってしまいます。
・嘘をつくようになってくる
これも脳の機能である前頭前野の低下に関連しています。
思考力の低下、感情の制御が出来なくなることから、嘘をつくことが良くないと分かっていても嘘をついてしまう、または嘘をつくこと自体が悪いことだと思わない状態に陥ってしまうのです。
競輪中毒は前頭前野に悪影響を及ぼし、平気で嘘をつくような人間を作り出します。
４．競輪中毒にならないためには？
競輪中毒にならないために意識しなければならないことがあります。
それらの対策については以下のように説明します。
・車券購入は20歳になってから
まずは正常な判断が出来るような年齢になるまでは競輪を行わない事が大事です。
各競輪場のホームページでも車券の購入は20歳からといった注意喚起も行われています。
アプリを使うと未成年でも車券を購入できてしまうことがありますが、未成年には車券を購入させないような環境作りが大切です。
・適度な掛け金で楽しむ
大勝ちしてしまうことによる快感がギャンブル依存症へつながります。
もちろん誰もが大勝ちを狙っていると思います。
そのため、あらかじめ競輪に費やす限度額を設定しておくことが大事です。
また、賭けた金額を記録したりして、可視化するのも一つの方法でしょう。
５．競輪中毒のあるあるってどんなこと？中毒にならないためには？まとめ
競輪中毒について解説しました。
- ギャンブル依存症の一種である競輪中毒は心身に悪影響を及ぼす症状が出現する。
- 幼少期から競輪を始めたり、大勝ちの経験、インターネット購入することが出来ることによるハードルの低さなど、様々な要因から競輪中毒を引き起こす。
- 競輪中毒は表情や性格に悪影響を及ぼし、平気で嘘をつくような人間へと変化する。
- 競輪中毒にならないためには、20歳を迎えた上で競輪と適度な付き合い方を模索していく必要がある。
競輪中毒は生活に悪影響を及ぼす恐ろしい症状です。
ただ、競輪は適度に楽しめば人生を豊かにしてくれるエンタメでもあります。
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