はじめに
競輪を予想するうえで欠かせないのが「決まり手」の理解です。
決まり手とは、勝負が決まる際の戦法を示すもので、「逃げ」「捲り」「差し」「マーク」があります。
しかし、それらの出やすさは競輪場ごとに大きく異なります。
バンクの周長や角度、直線の長さによって戦術が変わり、結果として決まり手の傾向にも差が出ます。
本記事では「競輪 バンク別 決まり手」の傾向を詳細に解説し、予想に役立てていただける視点を提供します。
初心者からベテランまで、バンクごとの特徴を理解して的中率アップを目指しましょう。
目次
1.バンクの周長が決まり手に与える影響
まず注目したいのは「バンクの周長」です。
競輪場は主に333m、400m、500mの3タイプに分かれ、それぞれ特性が大きく異なります。
333mは直線が短くカーブがきついため「逃げ」が有利になりがち。
500mは直線が長く「差し」が多くなる傾向があります。
400mはちょうど中間で、場ごとの直線長や角度によって「逃げ」「捲り」「差し」が使い分けられます。
次章で具体的な統計データもご紹介します。
2.バンク別 決まり手割合のデータ(2020年10月~2024年5月)
2020年10月~2024年5月のバンクごとの1着・2着の決まり手割合を整理しました。
これらの数字から、以下の傾向が見て取れます:
- 33バンク(三三バンク):逃げ・捲り・差しが三つ巴状態。ただし、2着は「マーク」が約45~47%を占め、ライン決着が強い。
- 400バンク:差しの比率が高く、40~50%台が多い。「逃げ」「捲り」はそれぞれ20〜30%台と中程度。2着は「マーク」が40%前後。
- 500バンク(長走路):差しが最も多く、1着50〜55%。逃げは少なめ。2着は差しやマークが中心。
3.333バンクに多い「逃げ」の傾向
333バンク、特に前橋のようなドームバンクは、「逃げ」が非常に決まりやすいといわれますが、データでは1着逃げで約33%、差しでも約37%と拮抗しています。
これはドームゆえ風の影響が少ない点も影響しています 。他の333バンク(松戸、小田原)でも同様に、逃げと差しがほぼ同じ程度で決着しています。
バンクの形状だけでなく屋内・屋外の特性も併せて予想ポイントに加えるとよさそうです。
4.400バンクのバランス型傾向
400バンクは「差し」がやや優勢で、1着差しが約47〜52%、捲りが約26〜30%、逃げは約23〜25%というのが標準的な傾向です。
川崎では捲りが約29.5%、差しは約46.6%と際立った数字を示しています 。2着は「マーク」が約40%を占め、ライン戦略がカギです。
5.500バンクで差しが増える理由
500バンク(宇都宮・大宮・高知)では、「差し」が約50〜55%と圧倒的です。直線が長く先行選手には厳しい展開になりやすく、後方からの差し・捲りに有利な構造です 。
2着についても差し・マークが中心で、長距離展開でのライン系戦術が活きます。
6.季節・天候と決まり手の関係
バンクの特性に加えて、季節や天候による影響も重要です。
冬場は風の影響で先行が厳しくなり、「差し」が相対的に増える傾向があります。
夏場はスピードレースに傾きやすく、「逃げ」や「捲り」の展開が増えることも。
雨天時は滑りやすいため、位置取り重視の「差し」「マーク」が有効になることが多いです。
屋内型・ドームバンクでは天候の影響が少なく、バンク本来の特性がそのまま出やすい点も抑えておきましょう。
7.おわりに
競輪における決まり手は、選手の脚質以上にバンクの特性や天候によって大きく変わります。なのでデータに基づく傾向を把握することで、予想の精度は格段に高まります。
表に示した数字を一つの参考に、バンクごとの戦略を立てれば、的中率や回収率の向上が期待できます。
さらに具体的な買い目の組み方やプロならではの戦略を知りたい方には、プロギャンブラーハッチャンがnoteで販売している買い目予想が絶好の参考になるはずです。
自分の予想に現場感や戦略性を加えたい方は、ぜひ活用してみてください。