西武園の競輪は荒れるの?しっかり勉強して対策ができれば大丈夫!

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もともとは500バンクでしたが、改修の際に400バンクに変更されたという経歴を持つ、西武園競輪場。

巷では「荒れる」という声も見られますが、その理由はどこにあるのでしょうか。

ここでは西武園競輪場にスポットを当て、バンクの特徴やホームバンクとしている選手など、予想に活かせる情報をとことん解説していきます。

 

1.そもそも西武園競輪場ってどこにあるの?もとは「村山競輪場」だった

埼玉県所沢市に位置している、西武園競輪場。

西武鉄道の西武園線、「西武園駅」から歩いて1分と、とてもアクセスがしやすい立地です。

1950年に開設された競輪場ですが、開設したときの名称は「村山競輪場」でした。

しかし、その周囲が西武鉄道によって開発されていき、西武園遊園地ができたことなどの流れに伴い、競輪場も「西武園競輪場」と名前を新しくしました。

ちなみに、「ギャンブルレーサー」という競輪を題材にした漫画がありますが、主人公の「関優勝」のホームバンクとして、作中でも登場しています。

これに伴って、過去には「ギャンブルレーサー関優勝牌」が実際に開催されたこともありました。

西武園競輪場 バンクデータと車券攻略

 

 

 

2.複数人でゆったり競輪を楽しむ場合にもオススメ!観覧席やグルメが充実

西武園競輪場は、「遊園地に隣接したアミューズメントバンク」として、エンタメ性に長けた競輪場ということで推しています。

そのため、レースを楽しむための観覧席も、空腹を満たすグルメも、それぞれ充実しているのが魅力です。

まず観覧席ですが、無料で使用できるテレビルームのほか、サイクルシアターという場所も無料で利用が可能です。

そのほか、1階にある特別観覧席は本場開催時には1000円で、場外開催時には300円で入場することができます。

特別観覧席は2人掛けのテーブルになっているので、お友達との遊びや恋人とのデートでも快適に利用ができそうですね。

2階にあるロイヤルルームは、本場開催時には3000円で、場外開催時には2000円で利用することができます。

また、西武園競輪場はグルメが充実しているのも特徴です。

1階のメインスタンドでは、東と西に分かれて2つの売店があり、東側では「牛丼」や「カレーライス」といったご飯ものが売られていて、西側ではラーメンやうどんが売られています。

特別観覧席のなかには、「レストランサイクル」というレストランが併設されていて、バンクを眺めながら定食やラーメンなどを楽しめます。

 

 

 

3.西武園競輪場のバンクで見るべき特徴は?予想に活かせる情報とは

では、実際に西武園競輪場で予想をする際に、どのような点に気を付けて予想をする必要があるのか、確認していきましょう。

西武園競輪場の予想では、“”に注意が必要です。

「不規則な風がバンクに吹き込むので、予期せぬ体力の消耗につながるかも」

実際に西武園競輪場のバンクを見てみると、走路を縁取るような形で透明な板が立てられてありますし、高さのある天井で覆られています。

これによって、バンク内に不規則な風が吹き込みやすくなるため、その風に煽られた選手は予期せぬ体力の消耗をするでしょう。

特に風の影響を受けやすいのは、集団やラインの先頭を走る選手なので、風が強い日には、番手3番手の選手など、脚質が「差し」や「捲り」といった選手を軸に予想することをオススメします。

 

「みなし直線が短いので、先行系の選手が戦いやすい」

実はこの西武園競輪場、400バンクなのですが、ほかの400バンクと比べると「みなし直線」が少し短い傾向にあります。

400バンクのみなし直線の平均は56.1mなのですが、西武園競輪場のみなし直線は47.6mなので、8.5mほど平均よりも短いということになります。

みなし直線が長いほど「逃げ」のスタミナ切れが起こるため「差し」などが有利とされますが、西武園競輪場の場合には、「逃げ」がそのまま逃げやすいバンクであると言えるでしょう。

先ほど説明した風の影響も鑑みながら、「逃げ」の選手がどこまで逃げられるかを予想することが、的中に向けてのポイントとなりますね。

競輪でみなし直線はどんな意味がある?

 

「他のバンクよりもカントが緩いので、「差し」や「捲り」は重力をあまり使えない」

西武園競輪場のバンクは、他の400バンクと比べてカントが緩いのが特徴です。

よって、高いところから一気に滑走をして追い抜く形をとりたい「差し」や「捲り」の選手には、不利に働く形状と言えます。

重力をあまり感じずに追い抜けるため、「差し」や「捲り」のスタミナを消耗しないということも言えますが、内側を走っている選手よりも走る距離が長くなるわけなので、やはり重力を使えないことはデメリットとなるでしょう。

競輪のバンクの傾斜路(カント)とは?競輪場のカントランキングも紹介!

 

「特徴の多いバンクなので、経験豊富な地元選手が有利かも」

ここまでに挙げたポイントをまとめると、不規則な風が吹く可能性があって、400バンクにしてはみなし直線が短く、カントの角度も400バンクの平均と比べると緩い作りになっています。

こうしたように、西武園競輪場のバンクは癖が強いバンクだと言えるので、この形状に慣れている地元選手が有利にレースを戦えると言えるでしょう。

西武園競輪場を地元としている選手については、後半でまとめています。

 

 

 

4.予想のときに気を付けるポイントはコレ!1着や2着に多い決まり手は?

西武園競輪場について、オッズパークにてデータ分析をしてみました。

1着に多い決まり手、2着に多い決まり手、実際のデータから予想に活かせそうな情報をまとめていきます。

西武園競輪場 データ分析|競輪CLUB|競輪ならオッズパーク競輪

 

「他の競輪場と比べ、1着の「逃げ」の割合は大きい」

西武園競輪場のデータを見てみると、1着で最も多い決まり手は「差し」で、約43%

その次に多いのが「逃げ」で、これは30%ほどを占めています。

決まり手のパーセントに順序をつけると、1番多いのは「差し」2番目に多いのは「逃げ」そこから「捲り」、「マーク」と続いていきます。

しかし、同じく400バンクになっている別府競輪場や平塚競輪場、京王閣競輪場では、1着の1番多いのが「差し」で、その次に多いのが「捲り」、3番目に多いのが「逃げ」でした。

このデータから見えることは、西武園競輪場は「逃げ」が1着になる可能性が、他の競輪場よりも高いということです。

別府、平塚、京王閣の3つは、西武園競輪場と比べてみなし直線が長いため、やはりみなし直線の長さがこうしたデータに出ていると言えるでしょう。

 

「他の競輪場と比べ、2着の「マーク」の割合が大きい」

西武園競輪場の2着で最も多い決まり手は「マーク」で、約44%でした。

こちらも別府、平塚、京王閣と比較します。

2着のなかで「マーク」が決まり手となったパーセントを並べると、別府は42%、平塚は約42%、京王閣は約38%でした。

「マーク」が多いということは、番手や3番手が同じラインの先頭選手を追って車券に絡んだということになります。

他の競輪場と比べて1着には「逃げ」が多く、2着には「マーク」が多いということから推測すると、スジでの決着が他の競輪場よりも多いのでは、と考えることができますね。

3分戦2分戦といったように、スジ決着の展開が多いとされるライン構成のレースでは、よりスジ決着の展開に期待ができるでしょう。

競輪の「スジ」ってどんな意味?理解することでより細かい予想ができる

 

 

 

5.地元選手は誰?西武園競輪場を地元としている選手をチェック

では、この西武園競輪場を地元として活動をしている選手について、まとめていきます。

これから紹介する3選手が西武園競輪場で出走する場合には、西武園競輪場のバンクをよく知る選手として、走りに期待ができますよ。

「脚質:両|宿口陽一(やどぐち よういち)」

1984年生まれ、4月3日が誕生日の宿口選手。

脚質は「」なので、様々な戦略に適応できる能力の持ち主でしょう。

41歳(2025年時点)とベテランの選手ですが、競走得点は100~110というようにまだまだ現役といった風格を持っています。

1着や2着に入賞する際には、「差し」や「マーク」が多いようですので、宿口選手を絡ませて予想をする際には、参考にしてみましょう。

宿口陽一選手プロフィール

 

 

「脚質:両|平原康多(ひらはら こうた)」

1982年生まれ、6月11日が誕生日の平原選手。

こちらの選手も脚質は「」なので、どのような戦い方をするかという点では、出走表のコメントを確認する必要がありますね。

42歳(2025年時点)とベテランの域に入っている平原選手ですが、2024年12月27日からはS級S班として活躍しています。

競走得点は110以上を維持しているので、安定した強さのある選手でしょう。

1着や2着に入賞する際には、「差し」が特に多いようなので、予想の際に参考にしましょう。

平原康多選手プロフィール

 

 

「脚質:追|武藤龍生(むとう たつお)」

1991年生まれ、3月26日が誕生日の武藤選手。

脚質は「」で、1着や2着に入る際の決まり手で多いのは「差し」や「マーク」なので、狙った通りの決まり手がついていると言えるでしょう。

34歳(2025年時点)とまだまだ体力には自信がある年齢ということで、追い上げに期待が持てる選手ですね。

ホームバンクを西武園としているため、西武園のバンクは熟知しているはず。

「逃げ」の選手が有利なバンクですが、強風の日には不規則な風で先行する選手が不利になるため、そうした場合には武藤選手の経験が結果につながることもあるでしょう。

武藤龍生選手プロフィール

 

 

 

6.西武園競輪場は荒れるの?不規則な風やみなし直線が特徴的【まとめ】

バンクの形状が原因で不規則な風が流れることで、先頭選手が思わぬ体力の消耗をしてしまうことで、「荒れる」ということが言われることもある西武園競輪場

しかし特徴なのは風だけでなく、400バンクの割にみなし直線が短いことや、カントが緩いことなども特徴として挙げられ、そうしたことから「逃げ」の選手が勝ちやすいバンクと言えます。

特徴が多いバンクなので、西武園競輪場をホームバンクにしている地元選手は、その知識を生かして有利に戦えるところもあるでしょうから、そうした選手が出走する場合には、この部分も加味して予想をしてみましょう。

 

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