競輪でも名レースってあるの?伝説のレース4選!

 

年間に数多くのレースが開催される競輪では、名レースと呼ばれるレースが数多くあります。

特に日本選手権競輪、KEIRINグランプリ、オールスター競輪などでは、白熱したレース、因縁のレースなど、注目のレースがありました。

この記事では、

  • 2010年 第63回 日本選手権競輪決勝ってどんなレースだったの?
  • 1995年 KEIRINグランプリってどんなレースだったの?
  • 1985年 KEIRINグランプリってどんなレースだったの?
  • 2006年 オールスター競輪ってどんなレースだったの?

について、ご紹介します。

競輪の名レースは競輪ファンに知れ渡るほどの激戦が数多くあり、現在も語り継がれています。

 

1.2010年 第63回 日本選手権競輪決勝ってどんなレースだったの?

2010年 第63回 日本選手権競輪決勝がどんなレースであったのか、次の通りご紹介します。

  • 滅多にみられない決勝戦での兄弟対決
  • 兄弟でのワンツーフィニッシュ

・滅多にみられない決勝戦での兄弟対決

2010年の第63回日本選手権競輪決勝は、決勝戦で兄弟対決が実現しています。

対戦したのは、兄・村上義弘選手と弟・村上博幸選手です。

お互いの手の内を知り尽くした心理戦と、優勝への強い執念が交錯する、手に汗握る展開でした。

家族の絆とライバルとしての意地がぶつかり合った、感動的なレースの一つです。

 

・兄弟でのワンツーフィニッシュ

2010年の第63回日本選手権競輪決勝は、弟・村上博幸選手が1位、兄・村上義弘選手が2位と、兄弟でのワンツーフィニッシュが実現しました。

兄弟でのワンツーフィニッシュは、競輪史に残る名勝負として語り継がれています。

兄が先行し、弟がその番手からゴール寸前で差し切るという、まさに理想的な連携プレーで最高峰の舞台を制しました。

家族の絆とプロの意地が交錯したこの一戦は、多くのファンに感動を与えました。

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2.1995年 KEIRINグランプリってどんなレースだったの?

1995年 KEIRINグランプリがどんなレースであったのか、次の通りご紹介します。

  • 東西横綱の対決
  • この年は不振にあえいでいた吉岡選手が優勝

・東西横綱の対決

1995年のKEIRINグランプリは、競輪界の頂上決戦として記憶されています。

特に注目されたのは、当時の競輪界を牽引していた東西横綱の対決でした。

東の横綱・吉岡稔真選手と、西の横綱・小倉竜二選手が、年末の大一番で激突します。

それぞれの持ち味を最大限に活かした、最高レベルの攻防が繰り広げられました。

 

・この年は不振にあえいでいた吉岡選手が優勝

1995年のKEIRINグランプリは、不振にあえいでいた吉岡稔真選手が優勝を飾っています。

直前の成績が振るわず、誰もが苦戦を予想する中、大一番で見事に復活します。

強烈な捲りを決め、圧倒的な走りでトップの座を奪還しました。

吉岡選手の真の強さと、競輪の予測不能な面白さを改めて知らしめる一戦となりました。

 

 

3.1985年 KEIRINグランプリってどんなレースだったの?

1985年 KEIRINグランプリがどんなレースであったのか、次の通りご紹介します。

  • 記念すべき第1回が開催された年
  • 異次元の走りで中野選手が優勝

・記念すべき第1回が開催された年

1985年は、第1回KEIRINグランプリが開催された年です。

年末の頂上決戦として新設され、初代王者を巡ってトップ選手たちが激突しました。

頂上決戦にふさわしいレースが開催されたことにより、現在もKEIRINグランプリは開催されています。

現在では、競輪の一大イベントとなっています。

 

・異次元の走りで中野選手が優勝

1985年に開催された第1回KEIRINグランプリは、中野浩一選手が異次元の走りによって優勝しています。

当時の絶対王者であった中野浩一選手が、圧倒的な力を見せつけたレースです。

中野選手は圧倒的なスピードと強さを見せつけ、初代王者の栄冠を掴みました。

この勝利は、中野選手の偉大さを改めて証明するとともに、KEIRINグランプリが頂上決戦のレースとして続く要因の一つとなっています。

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4.2006年 オールスター競輪ってどんなレースだったの?

2006年 オールスター競輪であったのか、次の通りご紹介します。

  • 人気と実力を兼ね備えた選手ばかりが出場
  • 井上選手がオリンピックのメダルに加え特別競走も制覇

・人気と実力を兼ね備えた選手ばかりが出場

2006年のオールスター競輪は、人気と実力を兼ね備えた選手ばかりが出場した、競輪ファンにとって夢のような一戦でした。

ファン投票によって選ばれたトップ選手たちが一堂に会し、それぞれの持ち味を存分に発揮しています。

激しい先行争いや巧みな捲りなど、見どころ満載のレース展開で、多くの観客を熱狂させました。

競輪の醍醐味が凝縮されたレースだったと言われています。

 

・井上選手がオリンピックのメダルに加え特別競走も制覇

井上茂徳選手はオリンピックのメダルに加え、2006年のオールスター競輪の特別競走も制覇するという快挙を成し遂げました。

世界的な活躍に加え、国内のビッグタイトルも獲得、実力と存在感を改めて競輪界に示したレースです。

オールスター競輪での勝利は、井上選手のキャリアにおける輝かしい実績の一つとなっています。

また、両方で結果を残すことは難しいため、印象に残るレースとしてファンの間で語られています。

 

 

5.競輪でも名レースってあるの?伝説のレース4選!まとめ

競輪でも名レースはあるのか、伝説のレース4選について、解説しました。

  • 2010年大会では兄弟ワンツーフィニッシュが見どころ
  • 1995年大会では吉岡選手の劇的勝利が見どころ
  • 1985年大会は第一回大会であり、中野選手の勝利が見どころ
  • 2006年大会ではオリンピックメダルとオールスター競輪制覇をした井上選手が見どころ

競輪では特に注目度が高い日本選手権競輪、KEIRINグランプリ、オールスター競輪などで名レースが繰り広げられています。

今後も大きなレースに注目することで、白熱したレースを観戦することができる可能性は高いです。

 

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競輪の番組編成って何?対戦相手の組み合わせはどうやって決まる?

 

競輪では対戦する選手を決める人たちのことを番組編成と言い、番組編成の要領というルールに則って競輪の運営を行っています。

具体的にどのように番組編成が行われているか気になりませんか?

この記事では、

  • 競輪の番組編成とは
  • 番組編成ってどうやるの?
  • 番組編成委員って何をするの?
  • 番組編成以外の競輪の主な裏方の仕事って?

について、ご紹介します。

競輪のルールを守りつつ、公平性やレース展開を考慮して、番組編成は行われています。

 

1.競輪の番組編成とは

競輪の番組編成とは、対戦選手の組み合わせのことです。

対戦選手は過去の成績など、様々な要素から、選出されます。

公平でありながらも、白熱したレースを実現するために番組編成は大切です。

番組編成によって、競輪ならではの奥深い駆け引きが生まれます。

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2.番組編成ってどうやるの?

番組編成をどのように行うのか、次の通りご紹介します。

  • 「番組編成の要領」に基づいて作成
  • 番組編成委員が作成

・「番組編成の要領」に基づいて作成

競輪の番組編成は、日本競輪選手会が定める「番組編成の要領」に基づいて行われます。

「番組編成の要領」とは、選手の選び方について細かく規定されたルールです。

その上で、脚質や競走得点、直近の成績など、総合的な判断を加えることにより、公平なレースが可能となります。

公平なルールと客観的な視点により、細かな戦略やドラマなどが生まれやすくなります。

 

・番組編成委員が作成

競輪の番組編成は、専門の番組編成委員が作成しています。

番組編成員会が選手の状態を総合的に判断することにより、公平な組み合わせが実現可能です。

組み合わせによっては、実力が拮抗した選手同士のレースも開催されます。

客観的な視点からレースが組まれるため、公平なレースの開催が可能となります。

 

 

3.番組編成委員って何をするの?

番組編成委員は何をするのかについて、次の通りご紹介します。

  • それぞれのレースの構成を考える
  • 地区の構成や戦法の種別の見極め

・それぞれのレースの構成を考える

番組編成委員は、レースの構成を考える重要な役割を担っています。

番組カードと呼ばれる、番組編成に必要な選手情報が記載されているカードを用いて番組を編成します。

レースの公平性やレース展開を考慮する必要があるため、番組編成は簡単な仕事ではありません。

番組編成委員による番組編成のおかげで、白熱した競輪のレースを楽しむことができるのです。

 

・地区の構成や戦法の種別の見極め

番組編成委員は、選手の選出時に出身地区や戦略も考慮しています。

出身地区や戦略の相性はレースを簡単なものにしてしまうため、重要な情報です。

実力に差が出ないよう、また公平になるよう、選出には細かな考慮がされています。

委員会によって競輪の公平性は保たれています。

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4.番組編成以外の競輪の主な裏方の仕事って?

番組編成以外の競輪の主な裏方の仕事は、次の通りです。

  • 選手管理
  • 検車
  • 審判
  • あっせん

・選手管理

競輪開催を支える裏方の仕事に「選手管理」があります。

選手管理は文字通り、出場する選手の健康状態などをサポートし、環境を整える仕事です。

他にも、ドーピング検査や不正の監視も選手管理の仕事です。

裏方の仕事ではありますが、公正な運営には欠かせない役割を担っています。

 

・検車

公正なレース運営を支える裏方仕事の一つに「検車」があります。

選手が使用する自転車が、ルールに則って作られているかを厳しく検査する作業です。

具体的には、フレームの規格や部品の材質、重量などが細かくチェックされます。

徹底した検車が行われているため、選手の安全と公平性が保たれています。

 

・審判

競輪の公正なレース運営を大きく支えているのが、「審判」です。

審判は、レース中に発生するあらゆる事態に対して適切な処置を下します

公平で偏りのない、客観的な判断が重要となり、違反行為があれば公正に捌くことが審判には求められます。

審判の的確な判断により、競輪は公正な競技を保つことが可能です。

 

・あっせん

「あっせん」とは、全国にいる競輪選手に対して出場を依頼する仕事です。

競輪開催を円滑に進める上で、「あっせん」は非常に重要な裏方業務です。

あっせん時にはレースの日程はもちろん、選手の体調にも配慮が必要となります。

普段は目にしない裏方仕事ですが、競輪の開催には重要な仕事です。

 

 

5.競輪の番組編成って何?対戦相手の組み合わせはどうやって決まる?まとめ

競輪の番組編成とはなにか、対戦相手の組み合わせはどうやって決まるのかについて、解説しました。

  • 番組編成とは、選手の出場組み合わせなどを考えるチーム
  • 番組編成の要項と選手の状態など、様々な要素から編成を行う
  • 出場選手の選出や、車番などを決める
  • 競輪を公平に開催するために、様々な裏方が働いている

競輪の出場選手は、番組編成委員会が、番組編成の要領というルールの元で選出しています。

ルールと客観的な視点の元、番組編成が組まれることで競輪の公平なルールは維持されています。

 

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競輪でイン粘りって何?好走する展開になる?

 

 

競輪でイン粘りって何かについて気になりますよね。

競輪でイン粘りって何かについて知っておけば、レースへの影響を把握しながら予想することができます。

今回は競輪でイン粘りって何?好走する展開になる?を紹介していきます。この記事を読めば、競輪でイン粘りって何かについて知れること間違いなしですよ。

 

1.競輪でイン粘りって何?

まず競輪でイン粘りって何かについて紹介していきます。

・競輪でイン粘りとは?

競輪における「イン粘り」とは、主にライン戦において、先行する選手やその番手の選手が、内側(インコース)から追い上げてくる選手に対して、内側のコースを粘り強く守り、簡単に抜かせないようにする戦法を指します。

競輪では、選手は自転車の特性上、内側のコースから追い抜くことが非常に難しいとされています。これは内側から抜こうとすると、先行する選手との接触のリスクが高まるだけでなく、車輪の角度が急になり、加速が鈍るためです。

 

・「イン粘り」のメカニズム

特性を活かし、「イン粘り」を行う選手は、追い上げてくる選手が外側から並びかけても、内側のスペースをわずかでも与えないように、車体を内側に寄せて走ります

また、並びかけられた際に、追い上げてくる選手の進路を塞ぐようにブロックします。これはルールで認められている範囲内で行われます。

追い上げてくる選手が加速してきたら、こちらも再度ギアを踏み直して加速し、簡単に並ばせないようにします。

 

・「イン粘り」の目的

「イン粘り」の主な目的は先行選手や番手選手がイン粘りを行うことで、後続の追い込み選手が自分のラインの選手を追い抜くことを阻止し、ラインの優位性を保つことです。これにより、ラインで上位独占を狙いやすくなります。

また、後続の追い込み選手に外側を回らせることで、相手の体力を消耗させることができます。これにより、自らのラインの追い込み選手が有利に勝負を進められるようになります。

自分が有利な位置にいる場合、後続の追い上げをしのいで着順を守るためにイン粘りを行うこともあります。特に、番手選手が先行選手を守りながら自分も上位着順を狙う際に重要な戦法となります。

 

・「イン粘り」の難しさと見どころ

「イン粘り」は、単に内側を走れば良いというものではありません。

追い上げてくる選手のスピード、位置取り、そして自らの体力を総合的に判断し、適切なタイミングで対応する必要があります。少しでも判断を誤れば、あっという間に抜き去られてしまうこともあります。

また、過度なイン粘りは、時に「斜行」や「押し上げ」といった反則行為とみなされることもあり、選手はルールの範囲内で最大限の効果を発揮しようとします。

そのため、選手の高い技術と判断力が要求される非常に高度な戦法と言えるでしょう。

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2.イン粘りは好走する展開になる?

イン粘りは好走する展開になるかについて紹介していきます。

・選手の脚質と特性

イン粘りが得意な選手は、単に「内側が好き」というだけではありません。

ただインに張り付くだけでなく、外から来るプレッシャーに対してもしっかりと身体を使い、車体をコントロールできる粘り強さが求められます。これは、単に力があるだけでなく、体幹の強さやバランス感覚にも優れていることを意味します。

常に前を意識しつつ、後方からの動きにも注意を払う必要があります。外にスペースができればそこへ進路を切り替える、逆に外からのアタックが厳しいと判断すれば、より強くインを固めるなど、瞬時の状況判断とそれに合わせた器用な対応が好走の鍵となります。

 

・レース展開と戦略的な読み

イン粘りは単独で成り立つ戦法ではなく、その日のレース展開や相手選手の特性を深く読み解くことで、その効果が最大化されます。

相手に捲りを得意とする選手がいる場合、早めにインを固めて捲りのコースを潰す意識が重要になります。

逆に、追い込み主体の選手であれば、インを固めつつも、最後の直線で外にコースが開く可能性も考慮に入れるなど、相手に応じた戦略が必要です。

自らのラインの構成や他のラインの並びを把握し、どこでインを固めるべきか、どのタイミングで車間を詰めるべきかを判断します。

例えば、強力な先行選手の後ろでイン粘りをする場合、他のラインの動きを封じ込めることで、ライン全体での上位独占を狙うことができます。

 

 

3.まとめ

今回は競輪でイン粘りって何?好走する展開になる?を紹介してきました。

競輪でイン粘りの定義について知っておくと、レースへの影響を考慮しつつ、レースを予想して車券を的中させやすくなるため、この機会にぜひプロの競輪予想師による解説&買い目予想のライブ配信に参加してみましょう。

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競輪で外並走の定義は?レースに影響がある?

 

競輪で外並走の定義について気になりますよね。

競輪で外並走の定義について知っておけば、レースへの影響を把握しながら予想することができます。

今回は競輪で外並走の定義は?レースに影響がある?を紹介していきます。この記事を読めば、競輪で外並走の定義について知れること間違いなしですよ。

 

1.競輪で外並走の定義は?

まず競輪で外並走の定義について紹介していきます。

・競輪で外並走とは?

競輪における外並走とは、文字通り「外側に位置して他の選手と並んで走行すること」を指す競輪用語です。

単純に横に並んで走る行為そのものを指す場合もありますが、競輪のルールにおいては、特に「外帯線内進入の禁止」というルールに関連して重要な意味を持ちます。

 

・外並走の具体的な状況

競輪のトラックには、内側から内圏線(ナイケンセン)、そしてその外側に引かれた外帯線(ガイタイセン)という2本の白い線があります。選手はこの内圏線と外帯線の間のコースを走行することが基本です。

外並走という言葉が問題となるのは、この外帯線の外側を走行している選手が、外帯線の内側(内圏線との間)を走行している選手と並んで、その外帯線の内側に入り込む、あるいは他の選手を外帯線の内側に入らせる、という状況です。

 

・「外帯線内進入の禁止」と外並走

競輪の競技規則第13条「外帯線内進入の禁止」では、「選手は、内圏線と外帯線の間を走行する選手と並走する場合は、外帯線の内側に入り、又は他の選手を外帯線の内側に入らせてはならない。」と定められています。

このルールが適用される場面で、外側に位置していた選手が外帯線の内側に入り込み、並走する選手を危険にさらしたり、進路を著しく狭めたりするような行為が、「外並走による走行妨害」と見なされ、失格の対象となることがあります。

チャリ男
チャリ男
具体的には、外帯線の内側に入り込んだことによって、自ら落車した場合、他の選手を落車させた場合、自分または他の選手の自転車を故障させて、その後の競走に重大な支障が生じた場合は失格となるよ。

 

つまり、単に外側を並走すること自体は問題ありませんが、その際に不適切な形で内側へ進路をとり、他の選手に悪影響を及ぼした場合に、外並走が失格の対象となります。

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2.外並走はレースに影響がある?

外並走はレースに影響があるかどうかについて紹介していきます。

・体力的な消耗

まず、外並走は選手にとって非常に体力的な消耗が大きい戦法です。

競輪のバンクは傾斜(カント)があるため、外側を走る選手は常に内側にいる選手よりも長い距離を走ることになります。また、コーナーでは遠心力に逆らって走行する必要があるため、より多くのパワーが求められます。

例えば、内側の選手と同じ速度で並走し続けるためには、外側の選手はそれ以上の出力を維持しなければなりません。これが最終周回のスパート時などに、内側の選手との差を生む要因となることがあります。

特に、333mといった周長が短いバンクでは、コーナーのカーブがきつく、外並走の負担はさらに増します

 

・進路の制約と位置取りの不利

外並走を強いられる選手は、進路が限定され、効果的な位置取りが難しくなります。内側に選手がいるため、内側へのコース変更ができないだけでなく、他の選手に包み込まれる形になると、さらに動きが取りにくくなります

特に、最終周回に向けての攻防では、好位置にいることが勝利に直結します。

外並走の状態では、内側の選手に比べて先に仕掛けることが難しくなったり、他の選手にブロックされやすくなったりするリスクが高まります。これにより、本来得意とする戦法を発揮できないケースも少なくありません。

 

・戦術の読みと駆け引き

外並走は、選手間の戦術的な読み合いや駆け引きに大きく影響します。

外並走を仕掛ける側は、相手の脚を削り、有利な展開に持ち込みたい意図があります。

一方、外並走を受けている側は、いかに体力を温存しつつ、外並走を解消して有利な位置を確保するかが問われます。

チャリ男
チャリ男
例えば、先行選手が外並走でプレッシャーをかけられた場合、無理に突っ張って脚を使い切ってしまうのか、それとも一度引いて立て直すのか、といった判断が迫られるよ。

これらの判断が、レース全体の流れを大きく左右することになります。

 

 

3.まとめ

今回は競輪で外並走の定義は?レースに影響がある?を紹介してきました。

競輪で外並走の定義について知っておくと、レースへの影響を考慮しつつ、レースを予想して車券を的中させやすくなるため、この機会にぜひプロの競輪予想師による解説&買い目予想のライブ配信に参加してみましょう。

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競輪選手の街道練習はどんなことをする?レースへの活かし方は?

 

競輪選手の街道練習はどんなことをするか気になりますよね。

競輪選手の街道練習はどんなことをするかについて知っておけば、選手の練習の効果を把握してレース予想に活かすことができます。

今回は競輪選手の街道練習はどんなことをする?レースへの活かし方は?を紹介していきます。

この記事を読めば、競輪選手の街道練習はどんなことをするかについて知れること間違いなしですよ。

 

1.競輪選手の街道練習はどんなことをする?

まず競輪選手の街道練習はどんなことをするかについて紹介していきます。

・長距離走による持久力強化

競輪選手にとって最も重要な要素の一つが持久力です。

街道練習では、数十キロから100キロを超えるような長距離を走ることで、全身の持久力を高めます

一定のペースを保ちながら長時間走り続けることで、レース後半での粘り強さを養います。また、上り坂を含むコースを選ぶことで、脚力と心肺機能の両方を効果的に鍛えることができます。

 

・インターバル走による心肺機能向上

心肺機能の向上も街道練習の重要な目的です。

短い休憩を挟みながら、高強度の走行と低強度の走行を繰り返すインターバル走は、心肺機能を効率的に高めるのに非常に効果的です。

チャリ男
チャリ男
例えば、数分間全力に近いペースで走り、その後数分間は軽いペースで回復するといった内容を繰り返すよ。

これにより、レース中の急な加速やスプリントに対応できる身体を作り上げます。

 

・ギアの使い分けとペダリング技術の習得

競輪では、レース中の状況に応じて適切なギアを選択し、効率的なペダリングを行うことが求められます。

街道練習では、様々な勾配や路面の状況に対応しながら、ギアチェンジのタイミングやペダリング効率を意識して走行します。特に、重いギアで坂道を上る練習は、脚力の強化とペダリング技術の向上に直結します。

 

・集団走行による実戦感覚の養成

単独での走行だけでなく、複数の選手と集団で走行する練習も行われます。これは実際のレースに近い状況を作り出し、集団の中での位置取りや駆け引き、空気抵抗の利用などを学ぶためです。

他の選手の動きを予測し、自分の動きを調整する能力は、競輪のレースにおいて非常に重要になります。また、ローテーションを組んで先頭交代を行うことで、チームワークや協調性も養われます

 

・天候や路面状況への対応力

競輪のレースは、雨や風などの悪天候の中でも行われることがあります。

街道練習は屋外で行われるため、様々な天候や路面状況に直面します。これにより、悪条件下での走行技術や、状況に応じた安全なブレーキング、コーナリングなどを身につけることができます。

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2.街道練習のレースへの活かし方は?

街道練習のレースへの活かし方について紹介していきます。

・レースに活かすための戦略的な視点

選手にはそれぞれ、先行捲り追い込みといった脚質があります。街道練習は、自身の脚質を最大限に活かすためにカスタマイズされます。

先行選手は高いケイデンス(回転数)を維持しながらの長時間走行や、アタック時の爆発的なパワーを養うインターバル練習を重点的に行います。空気抵抗を受けながらの単独走行を想定し、LSDで粘り強さを鍛えることも重要です。

捲り選手は中盤からの加速力と、ゴール前でのトップスピードを意識したインターバル練習が有効です。集団の中での位置取りから、一気に抜け出すための瞬発力を磨きます。

追い込み選手はゴール前の短い距離でのスプリント力、そして前の選手をブロックする際の体幹の強さが求められます。坂道トレーニングや短距離での高強度インターバルで、瞬間的なパワーを引き出す練習を行います。

 

・レース展開のシミュレーション

街道練習中に、実際のレース展開をシミュレーションすることは非常に有効です。

「もしこの位置でアタックされたらどう対応するか」、「このペースで先行したら、あとどれくらい脚が持つか」、「集団の切れ目を利用してどう動くか」といった具体的な状況を頭の中で描きながら走ることで、本番での判断力と対応力を高めることができます。

仲間と練習する際には、番手を取り合ったり、フェイントをかけたりするなど、より実践に近い形での練習を取り入れることも有効です。

 

 

3.まとめ

今回は競輪選手の街道練習はどんなことをする?レースへの活かし方は?を紹介してきました。

競輪選手の街道練習はどんなことをするかについて知っておくと、選手の練習の成果を把握しつつ、レースを予想して車券を的中させやすくなるため、この機会にぜひプロの競輪予想師による解説&買い目予想のライブ配信に参加してみましょう。

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競輪選手の事故入はどんな扱いになる?選手への影響は?

 

 

競輪選手の事故入はどんな扱いになるか気になりますよね。

競輪選手の事故入はどんな扱いになるかについて知っておけば、レースや選手への影響を考慮することができます。

今回は競輪選手の事故入はどんな扱いになる?選手への影響は?を紹介していきます。

この記事を読めば、競輪選手の事故入はどんな扱いになるかについて知れること間違いなしですよ。

 

1.競輪選手の事故入はどんな扱いになる?

まず競輪選手の事故入りはどんな扱いになるかについて紹介していきます。

・事故発生時の初期対応と「欠場」

レース中に事故が発生した場合、まず最優先されるのは選手の安全確保と負傷状況の確認です。軽度の接触であればそのまま走行を続ける選手もいますが、落車を伴うような大きな事故の場合、レースを続行することはできません。この状態を「欠場」と呼びます。

欠場となった選手は直ちにレースから除外され、そのレースに関する成績は残りません。負傷の程度によっては、直ちに救護室や病院へ搬送され、診断と治療が行われます。

 

・事故後の処置とペナルティ

事故が起きた場合、その原因や状況によって、選手には異なる処置がなされます。

他の選手の進路妨害や審判のミスなど、選手に過失がないと判断される不慮の事故の場合、選手には原則としてペナルティはありません。しかし、負傷による長期離脱となれば、その間の収入減少や復帰への道のりは大きな負担となります。

 

選手自身の進路妨害、走行中の不注意、危険な走行など、明らかに選手に過失があると判断された場合、厳しい処分が下されることがあります主なペナルティはレース中の違反行為により、そのレースの着順が取り消されることです。

競走注意は比較的軽微な違反に対して与えられる注意です。回数が増えると斡旋停止などの処分につながることがあります。

あっせん停止は開催される競輪レースへの参加資格が一定期間停止されます。これは選手にとって収入に直結する非常に重い処分です。期間は数日間から数ヶ月、場合によってはそれ以上になることもあります。

出場あっせん保留は不注意な走行や危険行為が繰り返される選手に対し、あっせん(出場機会)を保留する処分です。実質的な出場停止となります。

悪質な違反行為や繰り返しの処分により、選手のランクが降格されることがあります。ランクが下がると、出場できるレースの格が下がり、賞金も減少します。

これらのペナルティは、事故の状況、選手の過失の程度、過去の違反歴などを総合的に判断して決定されます。日本競輪選手会やJKA(公益財団法人JKA、競輪とオートレースを統括する団体)が規律に基づいて処分を下します。

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2.事故入での選手への影響は?

事故入での選手への影響について紹介していきます。

・身体的な影響

最も直接的で明白な影響は、やはり身体的な負傷です。骨折、靭帯損傷、筋肉の断裂、脳震盪など、事故の種類や程度によって負傷部位や重症度は異なります。

軽度な負傷であれば短期間で回復し、競技に復帰できる可能性もありますが、重度な負傷の場合、長期のリハビリテーションが必要となったり、最悪の場合、選手生命を絶たれることもあります。

 

・精神的な影響

身体的な負傷と同じくらい深刻なのが、精神的な影響です。事故による痛みや不自由さはもちろんのこと、競技への復帰が見通せない不安、以前のようなパフォーマンスが出せないことへの焦り、そして引退という選択を迫られることへの絶望感など、様々なネガティブな感情が選手を襲います。

 

・経済的な影響

事故は選手に経済的な負担も強います。治療費やリハビリテーション費用はもちろんのこと、競技活動ができない期間は、収入が減少する可能性があります。

プロ選手の場合、試合に出場できないことによる出場給や勝利給の減少、スポンサー契約の解除などが考えられます。

 

・社会的な影響

選手は競技活動を通じて社会と繋がっています。事故は、その社会的な繋がりにも影響を及ぼします。

競技団体やチームからのサポートはもちろんのこと、ファンやサポーターからの応援も、選手にとっては大きなモチベーションです。しかし、事故によって長期離脱となると、そうした繋がりが希薄になることもあります。

 

 

3.まとめ

今回は競輪選手の事故入はどんな扱いになる?選手への影響は?を紹介してきました。

競輪選手の事故入はどんな扱いになるかについて知っておくと、レースや選手への影響を考慮しつつ、レースを予想して車券を的中させやすくなるため、この機会にぜひプロの競輪予想師による解説&買い目予想のライブ配信に参加してみましょう。

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中釜章成選手プロフィール

 S級1班  近畿  大阪府 

ホームバンク岸和田競輪場脚質
身長166.0㌢体重70.0㌔
生年月日1997/02/22年齢28
卒業期113期血液型A
関係選手山村慮太(師匠)眞杉匠(友人)小玉勇一(友人)
年度 1着 2着 3着 以降 出走
回数
優勝
回数
勝率 2連率 3連率
2025 6 8 7 10 31 0 19.4% 45.2% 67.7%
2024 24 20 12 34 90 1 26.7% 48.9% 62.2%
2023 15 21 16 46 98 0 15.3% 36.7% 53.1%
2022 18 10 11 52 91 0 19.8% 30.8% 42.9%
2021 29 17 14 27 87 6 33.3% 52.9% 69.0%

※2025年7月26日現在

※各バンク特性はこちら

元砂勇雪選手プロフィール

 S級1班  近畿  奈良県 

ホームバンク奈良競輪場脚質
身長167.5㌢体重71.8㌔
生年月日1991/11/01年齢33
卒業期103期血液型A
関係選手元砂海人(兄113期)元砂七夕美(妹)栗山俊介(練習)
年度 1着 2着 3着 以降 出走
回数
優勝
回数
勝率 2連率 3連率
2025 2 8 10 31 51 0 3.9% 19.6% 39.2%
2024 16 16 9 39 80 0 20.0% 40.0% 51.3%
2023 6 14 12 57 89 0 6.7% 22.5% 36.0%
2022 10 9 10 64 93 0 10.8% 20.4% 31.2%
2021 12 8 11 41 72 0 16.7% 27.8% 43.1%

※2025年7月26日現在

※各バンク特性はこちら

田中勇二選手プロフィール

 S級1班  中国  岡山県 

ホームバンク玉野競輪場脚質
身長172.0㌢体重73.0㌔
生年月日1987/12/23年齢37
卒業期95期血液型O
関係選手三村学(師匠)田上晃也(弟子)近藤修康(練習)
年度 1着 2着 3着 以降 出走
回数
優勝
回数
勝率 2連率 3連率
2025 13 10 8 26 57 1 22.8% 40.4% 54.4%
2024 20 24 20 35 99 0 20.2% 44.4% 64.6%
2023 23 17 14 41 95 3 24.2% 42.1% 56.8%
2022 18 18 12 45 93 1 19.4% 38.7% 51.6%
2021 4 7 14 58 83 0 4.8% 13.3% 30.1%

※2025年7月26日現在

※各バンク特性はこちら

須永優太選手プロフィール

 S級1班  北日本  福島県 

ホームバンクいわき平競輪場脚質
身長175.0㌢体重73.0㌔
生年月日1988/06/11年齢37
卒業期94期血液型O
関係選手木野内高(師匠)星野洋輝(弟子)須永勝太(弟98期)
年度 1着 2着 3着 以降 出走
回数
優勝
回数
勝率 2連率 3連率
2025 13 16 12 21 62 0 21.0% 46.8% 66.1%
2024 19 13 14 43 89 1 21.3% 36.0% 51.7%
2023 18 15 12 52 97 0 18.6% 34.0% 46.4%
2022 13 18 18 38 87 0 14.9% 35.6% 56.3%
2021 17 7 15 36 75 0 22.7% 32.0% 52.0%

※2025年7月26日現在

※各バンク特性はこちら