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ガールズケイリンは、男子選手で行われる通常のレースとは違う要素が多く、それがレースの展開はもちろんのこと、レースの予想にも強い影響を持ちます。
通常の競輪とどのような違いがあるのか、予想に活かせる情報はどこにあるのか、様々な視点から解説していきます。
1.そもそも通常の競輪とガールズケイリンでは、どんな違いがある?
その名の通り、女子選手だけで行われるのがガールズケイリンなのですが、単に性別で区分をしているだけでなく、男子選手が行う競輪との違いはたくさんあります。
その違いを理解することで、より予想を深いものにしていく手立てになると思われますから、しっかり理解していきましょう。
「違い① ガールズケイリンではラインを組むことが禁止されている」
通常の競輪では、互いの利害関係が一致する選手どうしが、脚質や決まり手の相性を見ながら、同盟のようなものを組んで戦います。
この同盟のようなものを「ライン」と呼び、このライン単位での戦いを予想することで、より高度な予想をすることができます。
しかし、ガールズケイリンではこのラインを組むことが禁止されているため、完全な個人戦のレースになっているのです。
その分実力の差が如実にレースへ影響を及ぼしますし、それが予想のしやすさに繋がっています。
「違い② 周回数が、通常の競輪より1周少ない」
通常の競輪であれば、333バンクで6周、400バンクで5周、500バンクで4周と設定されている一方、ガールズケイリンでは、333バンクで5周、400バンクで4周、500バンクで3周と設定されています。
通常の競輪では、走行距離が2000mになるように周回数が調整されています。
それと比べると、ガールズケイリンでは1600mほどの走行距離になるということですね。
「違い③ 横の動き(横足)が厳しく制限されている」
通常の競輪では、特に番手や3番手の選手が、後方からくる別のラインをブロックするという役割を持っています。
ブロックをするためには“横の動き”が重要なのですが、この横の動きがガールズケイリンでは厳しく規制されていて、「内外線幅の約2倍以上の押圧、押し上げを行ってはならない」というルールがあります。
これによって横の動きが大きく制限されているので、「他選手を牽制する」という観点では、通常の競輪と比べても、戦い方が大きく変化するでしょう。
「違い④ 誘導員が半周後方から走りだす」
通常の競輪では、先頭誘導員がスタートラインよりも前の位置から走りだし、その先頭誘導員の後ろに選手たちがついていく形です。
しかしガールズケイリンでは、スタートラインの半周ほど後方から先頭誘導員が走り出し、その先頭誘導員がスタートラインを通過するタイミングで、号砲がなることになっています。
ガールズケイリンのスタートの方法では、先頭誘導員のペースに合わせることが基本でしょうから、より柔軟な適応能力が必要なのかもしれません。
「違い⑤ 予選がポイント制になっている」
通常の競輪では、予選と準決勝、決勝の段階に分け、トーナメントのシステムを導入して勝ち上がり方式としています。
しかしガールズケイリンでは、予選を1と2に分け、その後に決勝を行う形になっており、勝ち上がりがポイント制になっているのが特徴です。
2日間の予選でポイントを積み重ね、合計ポイントの上位7選手が決勝に進出する形です。
「1度負けた時点で進出の目無し」ということではなく、その後の展開によっては決勝に進出できる可能性もありますし、優勝も見えるということになります。
2.【「荒れる」と言われるのが謎】ガールズケイリンは“堅い”で有名
本記事のタイトルにある通り、ガールズケイリンは「荒れる」といったことは少なく、逆に「堅い」と言われることが魅力のレースです。
どんな要素が「堅い」と言われる理由なのか、みていきましょう。
「堅い① ラインがないから、実力通りの勝負になりやすい」
ガールズケイリンではラインを組むことが禁止されているため、個人戦の色が濃く、その分だけ実力通りの結果になりやすいと言えます。
競走得点が突出している選手がいれば、その選手は車券に絡んでくる可能性は高いでしょう。
通常の競輪と比べ、出走表の情報がより重要な情報になる、とも言えますね。
「堅い② 班級分けがないので、実力差のある選手が同一のレースに出る」
通常の競輪では班や級が細かく分かれていますが、ガールズケイリンではそうした班級分けがないので、実力に差がある選手どうしが1つのレースに出場することが多々あります。
これを逆手に取ると、「ひとつだけ実力が突出した選手が出場していれば、その選手を上位に予想しておけば、無難な予想をすることができる」でしょう。
「堅い③ 7車立てだから、「予想しやすいレース」の条件を常時満たしている」
通常の競輪では、9車立てで行われるのが基本なのですが、ガールズケイリンでは7車立てが最大なので、その分的中のパターンが少なく、予想がしやすいということが言えます。
ガールズケイリンに限らず、通常の競輪でも7車立てのレースは予想がしやすいレースと言われているので、ガールズケイリンではその条件を常に満たしていることになるのです。
3.「堅い」と言われるからこそ、手堅く予想をしていくことが大切
とにかく「堅い決着」が見込めるのがガールズケイリンですので、予想も手堅くいく必要があります。
ガールズケイリンにおいて大切になる予想のポイントはどこにあるのか、確認していきましょう。
「実力通りになりやすい=競走得点は予想に重要な情報になる」
先ほどから解説している通り、ガールズケイリンではラインを組むことが禁止されているほか、横の動きに関する規制も厳しくされています。
そのため、実力通りの結果になりやすいと言われています。
各選手の力量を的確に判断ができれば、より根拠の強い予想ができるわけですが、選手の力量を判断するための情報として、競走得点は欠かせない情報です。
出走法のなかでも競走得点は欠かせない情報として、毎レースチェックしておきましょう。
「実力が突出していても、相性が極端に悪ければ要注意」
確かに実力通りの結果になりやすいのですが、同じレースに出走する選手のなかで、対戦成績があからさまに悪い相手がいる場合には、注意が必要です。
実力や数字通りの結果にならない可能性も考えられますので、そこも考慮して予想をするか、番狂わせがあり得るということでそのレースには投票をしないか、的確な判断が必要でしょう。
「一撃を狙うのではなく、地道な結果の積み重ねで利益を出そう」
手堅い結果が多いのがガールズケイリンですので、その分大きな配当は付きづらく、一撃性のある的中はなかなか現れません。
よって、一撃の的中でがっぽり儲けようとするのではなく、何度も的中を積み重ね、地道な積み重ねで利益を出していくことを心掛けましょう。
「突出した選手がいなければ、ボックスやフォーメーションで手広くカバー」
競走得点が拮抗した選手が複数いたり、対戦成績が予想を難しくしていたり、様々な理由によって、軸にしたい選手が見つからない場合もあるでしょう。
その場合には、特定の選手に的を絞るのは危険なので、複数の選手をリストアップし、ボックスやフォーメーションといった買い方を上手く活用し、手広くカバーしていきましょう。
しかし、トリガミになっては意味がないので、買い目点数と賭け額、オッズがどの程度つきそうか、という部分には注意が必要です。
4.荒れると言われるのは何故かな|ガールズケイリンは堅いで有名【まとめ】
ガールズケイリンは堅いレースであるとして有名で、ラインを組むことが禁止されていることや、実力に差がある選手が同一のレースに出走することも少なくないために、そうしたことが言われています。
実力通りの結果になりやすいため、一撃性の高い勝負には向いていません。
オッズが高くなる展開は考えづらいので、手堅いギャンブルを何度も重ね、地道な積み重ねで利益を出していくようにしましょう。
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